ACIDMANのニューアルバム『INNOCENCE』のリリースツアー、
2021年8月28日、東京・中野サンプラザの夜公演に参戦してきた。
今回のライブは、既に発売した円盤ではなく、
10月27日発売予定のアルバムの楽曲を、生演奏で披露する他、
出来たばかりのCD音源を会場で流す「試聴会」の2部構成で行われた。
このツアーに関してはブログ他にて沢山語って来たので、
おさらい+αのレポになります。
2021年5月21日 ニューアルバム配信ライブ
ここからアルバム『INNOCENCE』が始動。
配信ライブならではの映像もがっつり駆使して、
既出曲"灰色の街"、"Rebirth"、未発表曲6曲が披露された。
↓当時の配信レポはこちら
当時の個人的ナンバーワンは『歪んだ光』。
これまでACIDMANには少し珍しい、歌謡曲ロックな感じ痺れました。
そして、2021年8月13日の名古屋公演に参戦するつもりだったが…、
残念ながら、公演見合わせに。
その告知を得て、翌日に書いたブログ↓
もしかしたら、今年1番の悲しみに襲われたのが、8月11日の夜だったのかもしれない。
その中で少し立ち直るきっかけになったのは、先月のフェス「ナンバーショット」であり、去年の配信ライブで聴いた"Your Song"の歌詞だった。
歳をとるたびに、孤独や悲しみは増えていく。
だけど実は、救われた経験も増えている。こんな人生も悪くないな…って、この日考えさせられた。
とはいえ、まだ心は寂しかった。
今まで当たり前のだったことが、当たり前に叶わなくなった、それを思い知らされていたが、
ついに8月28日。中野サンプラザ公演に足を運ぶことができた。
感想速報は、"音楽文"に投稿させて頂きました。
【ACIDMANの音楽文を追加しました!】 悲しみは絶対に乗り越えられる。 - https://t.co/1g3feceeT0 #音楽文
— 音楽文 (@ongakubun_com) 2021年9月1日
ライブ含め、この数週間の出来事は一生忘れる事ないだろう。
この先また辛い事があった時、また思い出して前に進もうと思った。そんな事を書いています。
さて、ここからは差分のレビューです。
音楽文でもベタ褒めしていましたが、
ライブを見て、アルバム『INNOCENCE』の個人的ナンバーワン曲が、『夜のために』に塗り替えられました。
疾走感あるアップテンポだが、歌詞はどこか切ない。だけど明るい。
"暗闇からの光"を垣間見た気がする。
(個人的に『風の吹く時』っぽい曲だなぁと思った。)
・・・なんて語ってみたが、
実を言うと、第一部(ライブ)においては、夜のためにをしっかり聴けなかったんです。
それには訳があり・・・。
『夜のために』は今アルバム中で一番新しい曲。
そこで、"MV撮影ををライブの参戦者に手伝ってもらう"との企画があった。
1公演につき客席から3名が選ばれ、夜のためにの演奏中、(スタッフさんから渡されたスマホで)撮影を行うことが出来た。
わたくし生粋の陰キャなので、
ステージに上がるとか喋るとかは出来ないんですけど(もじもじ)、
これならやってみたい〜!って気持ちで勢いよく手を上げたら、なんと当たりました!
他の当選者様は絶対にそんな事ないと思いますが、なんせ私は手が短いので挙手スピードを稼げたのかも。
その時のはなし↓
#ACIDMANライブレポート pic.twitter.com/TFHzfnUT8t
— ほっしー🍎⌚️ (@ta7cr5prm) 2021年8月28日
視聴会じゃなくて試聴会やん…。
当ててもらえた時、飛んでたのか回ってたのかガッツポーズしてたのかよく覚えてないけど、何にしてもキ○ガイ認定されてなければいいな…。
Twitterで書いている通り、全然上手に撮れなかった。
思えば日常で人を撮ること殆どないし、
昔デジカメが流行った時も一度も持ったことなかった。
生粋の陰キャなので。
何はともあれ、1つの生ライブシーンを撮影するなんて本当に貴重な経験をさせて頂きました。
改めて大木さん、ACIDMANの皆様、コンツアーに関わっている皆様、
ありがとうございました!!!
当てて頂けたことにガクブルしたお陰で、夜のために以降の曲も少し集中できなかったんですが(メンタル弱いな)、
第二部の試聴会の時は落ち着いてきけた。ほんと試聴会あってよかった・・・。
今回初披露曲がもう一つ、ラスト曲『ファンファーレ』。
事前にファンに向けてコーラス音源を募集し、曲の中に組み込まれた、そんなコロナ禍らしい楽曲になっていた。
私も送ったんですが…なんか…音程すら正確に取れていたのか分からん。
タイトルからアップテンポかな〜って思ってたけど、ミドルテンポで、優しめな曲調&歌詞でした。
サビの終わり方が少し特徴的というか、でも美しくて気に入ってます。
歌詞も多くは語らず、シンプルで良いなと思う。
5月の配信ライブの時、タイトル曲『innocence』がアルバムの顔だなと思って、今もそう思ってるけど、
ファンファーレもまた、アルバムの中心の曲に思える。
最後に持ってきた事が凄くしっくり来る。
この星に 生まれて 消えてゆく
ACIDMANは"生命の終焉"をよく歌っていて、だけど決してネガティブなメッセージではない。
いつかはみんな居なくなってしまう。だからこそ今を大事に生きよう。
そう伝えていると思う。ファンファーレを聴いて強く感じるし、夜のために等、他の収録曲も然り。
個人的に、アルバム『INNOCENCE』は、この2大テーマが熱い。
・真っ白に生まれ変わる
・今を大事に生きること
Twitterや音楽文の補足程度…と思っていたが、結局長々語ってしまいました(^q^)
アルバムは発売前だけど、ライブを通して既に私の中では大事な作品になってます。発売が待ち遠しい・・・。
そして今日は丁度大阪公演。名古屋と仙台が延期か中止かはまだ出てないけど、実質ファイナル。
私は遠くから見守るだけですが…どうか、大成功を遂げますように!