*Minority Repor10*

ライブレポ * 音楽語り * たまに日常

9mm Parabellum Bullet - Walk a Tightrope Tour 2022

2022年9月9日から10月9日で開催された、
9mm Parabellum Bulletの全国ツアー『Walk a Tightrope Tour 2022』。
台風により1公演は中止となったが、無事に完走を遂げる事が出来た。

9mm初のツアー全通に挑戦した事もあり、本当に濃い1ヶ月間で、まだまだ余韻と寂しさを引きずっておりますが…。
各公演の完走を少しずつ(?)まとめていきます!

Walk a Tightrope Tour 2022

9/9 Zepp OSAKA Bayside

この日のライブレポは既に書いていましたので、ただの遠征記録+αをば。

ta7cr5prm.com

安いという理由だけで、福岡→伊丹空港に飛んだが、
ホテル向かう間に違う駅で降りちゃうわ道に迷うわでなかなか時間ギリギリ。初日から綱渡り(タイトロープ)やってもうた。
今度から大阪遠征は絶対に新幹線にしますわ。

この日は椅子アリ自由席(好きな位置に行ける荷物気にしなくていい開演前トイレ行けるから1番好きなシステム)、4列目ド下手へ。
友達にチケット取ってもらったが、これまでのアニバーサリーライブの中では1番良いポジションで見れた。
会った事無いけど結構前からTwitterで繋がっていたフォロワさんが逆隣に座っていた事が、共通のフォロワさん通じて判明。思わぬ形でご挨拶出来て嬉し買った。

ライブレポは上記記事参照。
何度も言うけどTerminationの間奏で和彦さんド下手に来てくれた時、確かに私と目が合ったんだからな…(ヲタクに壮絶なる思い込みをさせる程の罪な男)。
因みに後に人から聞いて判明したけど、アンコールの時に後ろにマラカス置いてあったのにTalking Machineはやらず。釣り道具に使われてる…。

ライブ後は友人と打ち上げ。
思えば去年の9/9も今年の3/17も終演後に飲食店やってなった記憶あるので、ちゃんとお店で飲めて嬉しかった。
段々と世の中が良い方向に向かってる事を改めて認識できた。
ライブ後のテンションもあり、飲み放題終わってるのに酒追加するレベルの酒クズでごめんなさい。
(ホテル駅の)終電ギリギリまで飲んでた。Baysideもっと良い立地にならないかな…(ボソリ

 

翌朝、難波から名古屋へ特急ひのとり(9mmの曲ではない)で移動。
この日はa flood of circleのライブを見る。何気にライブ3連チャンしてる遠征限界ヲタク。

 

9/12 Zepp Nagoya

泊まったホテル且つ会場の住所が"中村区"だと判明して無駄にソワソワしてた(???)。
是非Zepp名古屋を9mmの聖地に任命しましょう。

大阪から少しずつセトリ変えてきてテンション上がった。
まさかの『The Revenge of Surf Queen』が来た時は、自分含めて周りがざわついてた。
それを見てなのか、イントロで和彦さんが客席にドヤ笑顔向けて来た。
ほんとこういう所だぞ…ズルいんですよ…。
今まで「ちょっと好きなインスト曲」程度だったのに、この日の演奏が美しすぎて…このツアーのお陰で好感度が爆上がりしました。

2公演目で本人達も諸々感覚を掴んだからなのか、メンバーも武田さんも大阪以上に伸び伸びとステージに立って演奏してた気がする。
でもその反面、卓郎さんのボーカルが今まで以上に感情がこもってる気がした。
『夏が続くから』ではちょっとシリアスな表情で、サビでめちゃくちゃ熱い歌声をかましてたような。一気に胸が苦しくなった。
(思い入れ強い曲のため、自分の思い込みの可能性は高いですが…。)

この日はスタンディング。整番2桁万歳。
卓郎さん寄りの下手2列目で見てた。
『Talking Machine』の最後の最後、和彦さんが唐突に中央に歩いてきて、
卓郎さんの横にあるスピーカーに腰掛けてベース弾き出した。
2列目といえど、最前にいた2人に若干距離があり隙間があったので、実質一列目。実質目の前。
あまりのサプライズ(???)にしばらく放心状態になってました・・・ありがとうございました。

 

(※中止)9/19 Zepp Fukuoka

自分のホームタウン、福岡公演。
天神を歩いていた時に座席発覚(B列なので1列目の可能性高)し、
その直後、台風による中止の連絡。
もう覚悟ならできてたけど、いざ現実になるとやっぱり辛かった。
私は全通する民なので、福岡にしか行けない人に比べたら報われてるのはわかってる。
だけど、大阪のブログで書いた通り、『夏が続くから』を福岡で聴けるのを楽しみにしてて。
なんで?どうして?が頭の中に浮かびまくって。
とはいえ台風を直で食らう現実もありつつで。
何をしていたのかというと、台風の怖さとライブ中止の辛さでお家で泥酔。
『夏が続くから』のMV、FEEL THE DEEP BLUEツアー前のYoutubeライブを泣きながら見てた。気がついたら泣き疲れて床で寝てましたな・・・(絶望)。

9mmさんがまた来年来てくれることと、
Zepp福岡での『夏が続くから』がまた聴ける日が来ますように。

 

9/23 SENDAI GIGS

推しの出身地。初の仙台。
この3連休は、とある別バンドの事情もあり、
福岡⇆仙台⇄東京⇄仙台⇄福岡を2泊3日でやるという弾丸遠征でした。

推しの聖地にして、7列目ド下手という推しの目線ドンピシャ位置にいたことで、
まぁ見られる見られる(相変わらず勘違いイベント発生させてる)、
これ以上見ないで〜!ぐらいの位置(推し且つ関係者の皆様、キモい勘違いをお許しください)

『One More Time』の次が『Living Dying Message』ではなくなり『Black Market Blues』にチェンジしたことは、
リビダイガチ勢からしたら寂しくはあったけど、
BMBで開脚演奏する和彦さん好きすぎるのでそれはそれでおいしかったです。

そもそもメンバー出身地のライブ自体が初めてだったので、
MCどうくるか全然想像つかなかった。
本編で卓郎さんにちょっと話振られてちょっと話す程度と予想してたのに…。

和彦さん、アンコールでいきなり1人で登場して(しかも18thロウソク白ロンTで)、
シュールに低い位置のマイクを高い位置に上げ出す。
第一声は照れながらの笑い。可愛すぎんか。演奏している時とのギャップやばい。
「一部の人々に人気のコーナーですが…」から始まる。(かわいい)。
仙台のさくら野という廃墟でライブしたいって話してた。
途中でメンバーまだ出ないかと不安げに上手を眺める眼差し(かわいすぎ)。
卓郎さん登場。どうやらベルトを忘れてきたらしく、グッズのロープを巻いていたとの事。
和彦さん「社長、お似合いですね」(かわいすぎむり)。

そんなこんなで和彦さんは白ロンTのままアンコールやってました。
終演後わたしは真っ直ぐに物販に向かい、白ロンTとロープを買いに行くという激チョロ民を発揮していました。
※因みにロープは売り切れていたので羽田で買いました。

 

10/2 Zepp Haneda

福岡公演の中止もあり、この日は有観客+配信ライブとなった。
そんな大事な大事な公演だったが、
ここでもスタンディング且つ整番2桁を叩き出した、いやまだそこまでは良かった。
会場入りし、下手最前(しかも和彦さんの前)が空いていたので、思わず乗り込んでしまった。
乗り込んだ瞬間逃げ出したくなった。
まさかまさか中村事変(フォロワさんが名付けてくれた)でした。

例によって色々記録ぶっ飛んでますが(?) 、
卓郎さんの「今だけはここを福岡にしていいですか」の発言に泣いた。
からの『Cold Edge』での和彦さんのまさかの福岡シャウト、何が起きたかわからなくて棒立ちになってた。

『キャンドルの灯を』の恒例のベース回転のターン、
目の前にいたのに何が起きたかわからなかったんですが、
和彦さんが卓郎さんと目を合わせて笑ってたり、
アップライトベースを返すスタッフさんにも笑いかけてた。
どうやら、回転の時にぶつかっちゃったんですね(後から人に聴いた)。
はにかんだ笑顔がかわいかったのに配信アーカイブではカットされてました…円盤で出してください…。

ここから追加されたのが『反逆のマーチ』。
4曲目でこれやられたので推しの目の前にいること忘れてぶち上がってましたわ。
そして羽田公演唯一の曲、アンコール1曲目『Carry On』。
この曲の思い入れ強すぎるんです。
結局全部DEEP BLUEにつながっちゃうんだけど、
このアルバム初めて通しで聴いた時、中盤の落とし方に切なくなって、
それあってのラストでのハッピーエンドに立ち会えて、涙が止まらなくなった記憶があって。

やぶれた夢をつないで
君を必ず連れて行くよ

これは福岡に向けてのメッセージだったんじゃ無いかな、と勝手に思ってます。

気が気ではなかったポジションにいたのと、結局あまり配信アーカイブを見れなかったのもあり(まぁ写り込みまくってましたが)、
記憶曖昧すぎてあまり気の利いた感想は出てきません。
だけどこの2022年、9mmを追いかけて遠征しまくって本当に良かったって思えた1日になりました。
何より終演後に気持ちが爆発しまくって、フォロワさんと謎の握手交わしたり(和彦さん推されてる方に)荒ぶり尽くしまくってました…!!!

 

10/9 Zepp Sapporo

泣いても笑ってもこれが最後なので、笑顔で迎えよう!って思ってた。

滝さん側でしたが、目の前の方が長身によりあまり見えなかったのは残念でした。
でも、前に出てきてくれた時はよく見えて良かった。
滝さんの穏やかな表情を見るとついつい泣けてしまうタイプのヲタクである話をしたら長くなるので、それはまた別の機会で…(今更ながらのPOPUP SHOPレポも兼ねていつか)。

今までの4公演の集大成のようなセトリが来るんだろうなぁとは思ってて、
でもあの曲はないだろうな…聴きたいけどなぁ…と密かに期待していた『The Revenge of Surf Queen』がまさかのまさか、組み込み込まれてきた。
名古屋では和彦さんがドヤ顔かましてたけど、今回は卓郎さんがやってた(気がする)。
ちょっと"夏の始まり"のキラキラ感且つ、"夏の終わり"の独特に寂しさがある曲に思えて、
名古屋で披露された瞬間が一気にフラッシュバックして、
この1ヶ月の青春が一気に蘇ってきた。終わるんだ…って思ったら、
泣かないつもりでいたけど無理だった。
涙がボロボロ出てきた。
改めて、この曲を2公演も組み込んでくれてありがとうございました。

そこから立て直そうとしたのに、よりによって『白夜の日々』。
我々にとってもミュージシャンにとっても、本当に辛い時期だった2020年に突如現れた曲。
ライブに行けない日々が続いた時、この曲に沢山救われた、
そしてアルバム『TIGHTROPE』の始まりの始まりの曲。

各会場での卓郎さんの"会いにきたぞ!"を思い出してはまた目頭が熱くなる。
本当に本当に、ツアーが成功して良かったと思えた、そんな瞬間だった。

新しい光、和彦さんがかみじょうさんのドラムセットの台にバンッ!と片足置いて決めポーズかましてました…、
まじで最後の最後やってくれるのなんなの。そういうところです(N回目)。
結局推しに振り回されっぱなしのひとときだったな。

私実は全然気づいてなかったんですけど、
どうやら滝さんの調子があまりよくなかった話を耳にして。
アンコールの暗転が長かったのも、卓郎さんのギターが変更されたのも若干気になってて。
卓郎さんのギター、最初は夏が続くからで使われたギター→その後アンコール1曲目でやるべくの『(teenage) Disaster』のギターに変わった感じ。
アンコール明け、何故か卓郎さん1人出てきて、
仙台でも話していたベルトの件で客席を和ませ、その後他のメンバーも登場した。
もしかしたら、卓郎さん弾き語りで繋ごうとしたんじゃないかな、と勝手に思ったり。

何れにしても憶測でしかないし、
現在滝さんはenvyのツアーで元気にやられている事だと思うので、
ファンとしては、また元気にメンバーが集まってのライブが見れることを期待するだけですが。

最後の最後での卓郎さんの、
「みんな、色んな時代のTシャツ着てきてくれてありがとう」
に涙腺がぶっ壊れた。

9月からのツアーを無心に突っ走っていたのもあるけど、
それ以前に今年は夏フェスでも沢山見させてもらって、
その始まりが6月頭の宗像フェスだった。
その際卓郎さんが「昔のツアーのTシャツを着てきてくれてありがとう」って言ってたのを思い出して、
あの時と現在が重なって、一気に胸が熱くなった。

打ち上げは若くて可愛い酒飲みの子とサシでした。
おおよそリズム隊語りやってて飲みの途中で公式が面白い画像投下してきたりでおおよそ大爆笑してて楽しかった・・・!
ミリ界隈みんな推し狂いしてて大好きだなって思えた1ヶ月でもありました。

 

昔からずっと音楽やライブ好きでここまできたけど、
音楽、楽器のかっこよさ、そして推しの存在がこんなにも自分の原動力になったのは、今年が初めてだった。
何かを愛することでこんなにも人生楽しい!って思う時が来るなんて思ってもみなかった。
本当にかけがえのない2022年だったと思う(※今年まだ終わってない)し、
『Walk a Tightrope Tour 2022』での、
キラキラして楽しすぎた、遅れてやってきたこの1ヶ月のこの青春の事、一生忘れない。

とはいえ、これからも沢山会いに行く予定です。
改めてツアー完走おめでとうございます!
まずは12月の『MERRY ROCK PARADE 2022』で見れることを楽しみにしています!