*Minority Repor10*

ライブレポ * 音楽語り * たまに日常

2022.MUSIC.TOP10

ブログだいぶご無沙汰しておりました。
毎年年始に書いてる自己満足企画だけはやらなきゃ…!と思ったら、
気がついたら今年ももう1ヶ月が過ぎてました…時の流れ早過ぎ。

そんなわけで、2022年の好きな音楽語りやります。

概要

ざっと説明するとこんな感じです↓
・昨年発売された楽曲(※)をお気に入り順にランキングをつけて紹介。
・売上諸々とは無関係。完全に自分の"好き"だけでピックアップしてます。評論的なものでもありません。
・書いてる人は浜崎あゆみ教信者且つ邦楽バンド好きの為、それらの傾向強め。
・書いてる人は語彙力もなければ音楽・楽器知識低め。

(※)2022年12月1日〜2022年12月31日に"最初に"発売された曲が対象。
シングル表題・c/w・アルバム・配信曲問わず。(但しYoutube公開のみは除く)
(例えば、"シングルで発売した後にアルバムに収録された曲"=シングルの発売日に基づく/但し"円盤発売が予定されているがサブスクや配信でちょっと早めにリリース"っぽいものは除きます。
その匙加減はよくわからないし、見落としがあればごめんなさい…。)

 

2022年に関しては、近年では1番流行についていけていない、ほぼ推しアーティスト(またはライブ参戦の予習)しか聴いてない…等があり、
去年は15曲にしていたものの、今年は10曲に縮小。
そしてもはやMy推しアーティスト贔屓ランキングになっています。
あ、この人これ系が好きなんだな〜程度にご覧ください。
但し間違いなく全曲名曲ですので。

 

2022年楽曲 個人的ランキングTOP10

※もれなく(?)好きな歌詞のフレーズ付き。

 

10位:残響散歌/Aimer

youtu.be

(2022/07/22 シングル「残響散歌/朝が来る」収録)

選べなければ 選べばいい

もはや説明不要の大ヒット曲とは思いますが…。
アニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲。
上に書いた様に流行についていけてない、そして鬼滅見たことなければAimerを殆ど知らない私ですが、
この曲は中毒性あってカッコいいなぁってシンプルに思う。
自分が思うザ・アニソン!な懐かしさを感じる反面、イントロのピアノの音が現代っぽい。
曲はもちろんだけど、背中を押してくれる歌詞にも励まされます。

 

9位:boys & girls (band arrange)/アルカラ

youtu.be

(2022/06/27 配信シングル「boys & girls (band arrange)」収録)
(2022/11/23 アルバム「キミボク」収録)

叫んで、走って、転んで、くたびれて
壊れて、怖くて、ぐっと飲み込んで
同じ空の青の下
僕 あなた 生きてる

元々はVo.太佑さんのソロ曲だったが、今年バンドとしてもリリースされた。
今年初めてアルカラのライブに参戦して、初めてライブで聴いて衝撃を受けた曲。
太佑さん会場の空気を持っていったあの瞬間忘れられない。
アルカラを完全にコミックバンドだと思っていた事を謝りたいです(笑)。
一見壮大な曲に思えるけど、でも実は何かこれだ!みたいな結論とか正解とか述べてるわけではない歌詞が刺さる。
答えはわからないけど、"生きてる"、これが全てかもしれないなぁ。

 

8位:METROPOLIX/SYS

youtu.be

(2022/07/22 配信シングル「METROPOLIX」収録)

foxのDr.司さん、テレフォンズのBα.涼平さん、9mmのBα.和彦さんのスリーピースインストバンド。
今年結成が発表されたと同時にリリースされたのがこの曲。
要するに推しが新しいバンド結成したのでめちゃくちゃ贔屓で聴いてます枠ですが(笑)、
デビュー曲がこれは強過ぎた。歌はないにも関わらず中毒性が強くてずっと耳に残ってる。
初ライブでのこの曲があまりにもカッコ良過ぎて(笑)痺れた。気がついたらよく聴いてる。
MVはVR技術を使ったものになっていて、この時代で新規バンドが生き残るって+αの事をしなきゃいけないんだろうな…って勝手ながら思っていたので、この試みはいいなぁって思ってる。
今後とも応援していきたいバンドです…!

 

7位:俳句/PELICAN FANCLUB

youtu.be

(2022/03/02 アルバム「解放のヒント」収録)

環境のせいにしたった
それで僕は楽になった

この曲は今年知ったので、去年の10選に入れるべきかは迷いましたが…。
間違いなく"もっと評価されるべき"名曲と思ったのがこの曲。
そもそもアルバム『解放のヒント』が全曲良い。
「透明願望」にするかこっちにするか迷ったんですが…、
やっぱり曲も歌詞も強烈なインパクトがあるこっちに。
和テイストのアレンジだからかどうかはわからないけど、良くも悪くも"日本"だなぁって思う歌詞。
他者のせいにして何かを諦めてる事は、大抵自分自身の問題だった、考えさせられます。

 

6位:雨燦々/King Gnu

youtu.be

(2022/11/30 シングル「Stardom」収録)

選べよ 変わりゆく時代を
割り切れなくとも
この瞬間にこの舞台を生き抜くから

King Gnu毎回リリースする曲が強すぎるんだよなって思ってるけど、
この曲は強さだけではなく、切なさや懐かしさもあって完全に好みです。
私彼らの曲の中では「傘」「Sorrows」が2強なんですが、その次に入るぐらい好きかも。
(ただの偏見だけど、傘好きな人はこの曲好きだと勝手に思ってる)
現代人が感じる悲しさや切なさもありつつ、同時に未来への希望も描かれていて胸が熱くなる。
余談だけど何気にKing Gnuってサビ始まりの曲作るの天才だと思ってるんだ…。

 

5位:all my love/宍戸翼

youtu.be

(2022/08/31 配信シングル「all my love」収録)

打てど戻らないラリーも
見るも無惨な思い出も
期待通りのバッドエンドも ちらほら
いまだ日の目を見ないピースサイン

現在活動休止中のバンド、The CheseraseraのVo.宍戸さんのソロシングル2作目。
ヒップポップやジャズテイストを入れ、
何より、ライブでは音源を流しギターを一切持たない…と、バンド時代には無い表現となった曲。
新しさもありながら、まるで90年後半〜00年初期のJ-POPにあった様な"寂しさ"や"哀愁"も感じさせられ、ギリ昭和世代として勝手に嬉しくなってる。
Aメロもそうだけど、サビ後半の展開には胸がきゅーんとなりますな…。
タイトル通り、今まで自分と関わってくれた全ての人を肯定する様な"愛"の歌になっている。
これはきっと20代の頃に聴いたら刺さらなかったと思う。
色々乗り越えた今だから許せることとかあるんだよな…是非30代以上の大人が聴いてほしい。

 

4位:Nonfiction/浜崎あゆみ

youtu.be

(2022/04/22 配信シングル「Nonfiction」収録)

制限されるつれ分かったのは
なんにしろ孤独は消えない

というわけで今回も大贔屓枠ですが(笑)、
だけどどうあってもリリースする曲が自分好みだから仕方がない。
真っピンクのMVに出だしからザ・エイベックス!のゴリゴリさを感じるし、
今でも変わらずガーリー貫いて華やかにやってくれるところが潔すぎる。
そして何よりストレートに世間をぶった斬る強い歌詞があゆらしい。
コロナ禍云々の事を言っている様に見えて、実はそれも結果論であって、結局は人に振り回されて傷つけ合ってるのは今に始まったことでは無い。
"自分で決める"強さも"孤独を肯定する"強さも持ち合わせていて、自分にとって最高の応援歌になっている。

3位:One More Time/9mm Parabellum Bullet

youtu.be

(2022/05/09 配信シングル「One More Time」収録)
(2022/08/24 アルバム「TIGHTROPE」収録)

永遠を望むのもいい
大人気のない君がいい

今回に限らずだけど、歌詞が重い曲挙げがちな私ですが、その中でかなり特殊枠に…。
でも紛れもなく今年一番聴いた曲。
9mmファンになって最初の頃に好きになった「Discommunication」タイプの中毒曲(一応公式でも言われていた)がまさか令和になって来るとは思わなかった。
やっぱり9mm昔からシンプルにバンドとしてかっこいいなぁ…と思いつつも、
アレンジが今風で華やかで、そこは良い意味で変化していると思う。そこが重なって、タイトル通り何度も聴いてしまう。
歌詞どこ挙げるかは迷いましたが…良い大人なのに大人気ない性格を褒められるのめっちゃ嬉しいので…(笑)。

 

2位:夢路/THE BACK HORN

youtu.be

(2022/04/13 アルバム「アントロギア」収録)

涙の先に光る
虹の橋越え
そこは悲しみのない
美しい所なんだって

こちらは今年1番泣いた曲。ライブでイントロ流れただけで泣くし、何なら今聴いても少しやばい。
Bα.岡峰さん作詞作曲で、彼が亡くなった愛猫を思って書いた曲。
これまでは渋めの曲を作ってた様に思えたけど、この曲は優しくて切ない、ストレートな愛情を描いていて、
シンプルに岡峰さんがこういう曲を書いたという事実が泣ける。
猫ちゃんが亡くなる前から楽曲制作を始めたらしく…それが、メロからサビに行く時の"じわじわ押し寄せてくる別れの切なさ"の様な感情が押し寄せて来る正体なのかもしれない。
そしてこの曲は将司さんの儚いボーカルだからこそ感情が揺さぶられる。
サビの出だし「ねぇ」のフレーズがもはや優勝。
悲しい曲だけど悲しすぎず、温かく見守るような優しさもありますよね。

 

1位:花火を見に行こう/a flood of circle

youtu.be

(2022/07/09 配信シングル「花火を見に行こう」収録)

定めは決まっていて 無駄な抵抗でも
僕らには聴こえてる あのメロディー

いつか僕らは必ず見上げるだろう
未来の夜空に輝く
願いが叶う日の花火

2022年開催された全国ツアーのファイナル公演の当日に発売された。
(同時にPOPUP SHOPでカセットテープも発売されましたが…売り切れで買えませんでした…涙)
また後に、テレ東の社員がたまたまこの曲を見つけた事で隅田川花火大会の特番のオープニング曲にも選ばれた。
「Party Monster Bop」は以下にもフラッド!なゴリゴリの攻め攻めの曲なのに対して、こっちはどこか懐かしさのある、切なめのミドルテンポ曲。
一見派手ではないが、とにかくメッセージが強い。
色々な事を諦めた人間が、あと少しだけ、もう1度だけ…奇跡を信じて手を伸ばす、
そんな不思議な力があるように感じる。
"花火を見に行く"って、"再生"の事を言ってるのかもしれない。
私もこの1年この曲にたくさん背中を押されたなぁって思い返してる。出会ってよかったです。
"全力で転ぶために"も"この世で1人だけ騙せない奴"も"ありがとう生きててくれて"も…本当に全てのフレーズが好きだから、歌詞何をピックアップするか永遠に悩んでた、、、

 

まとめ

書く前は、去年もっと色々な曲聴けばよかったなぁ…って思ったけど、
いざ書くと、やっぱり自分の選んだ10曲全部神すぎんか…って褒め称えることに成功しました(笑)。

そういえばc/wとかアルバム曲とか好きがちなのもあり、毎年動画載せれない曲が出てきてましたが、今年はそういうことなかったです。
単純に表題曲系が多かったのか、そもそも曲数が少ないからか…はあるけど、時代かもしれませんね。
しかも配信リリースの多さよ…。
少し寂しい気もするけど、だけどお陰で新しい曲に出会うハードルは格段に下がったんですよね。
そんなわけで…今年はもっと色々な曲聴きます!きっと!