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【ライブレポート】ストレイテナー - Crank In TOUR/Zepp Fukuoka

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※ツアー中につき、ネタバレにご注意下さい。

2019年に開催された「THREE for THREE」(ACIDMAN×ストレイテナー×THE BACK HORNのスリーマンライブ)に参戦したあたりぐらいから、
今度はストレイテナーのワンマンにも行ってみたいなぁと思っていたが、中々都合がつけられず…。
そして来たる2021年11月20日。
そういえばひなっち(Ba.)が「お友達を連れてきてね!」と言っていたが、
丁度お友達に連れられて、ようやく参戦が叶いました。

むしろACIDMANよりは早く知ってたり、長年好きな曲もあったりするので、
改めてガッツリとワンマンを堪能するのは何だか不思議な気持ちになりましたが…本当に楽しめました!

※ここから曲ネタバレあります※

 

『STNR Rock and Roll』の壮大なスタートでライブの幕が開ける。
3曲目『Graffiti』は昨年のシングル表題曲で、そういえばコロナで色々なライブに行けなかった時期によく聴いていた。
少しずつ状況が変わりだし、ライブに足を運べる様になった今。
フレーズ1つ1つで、この1年半の事を想い出していた。
希望の光が刺すようなステージを目の前にし、出だしからウルウルきてしまった。

中盤、ストレイテナーで1番好きな曲、『冬の太陽』が聴けたのが何より嬉しかった。
この曲はCD音源でも、何度聴いても飽きない程カッコいいなと思っていたが、ライブ演奏ではその何十倍も圧倒された。
サビのホリエアツシ(Vo.)の熱く美しい高音や、アウトローの各パートの演奏が激アツだった。最初から最後まで見入ってしまった。

そこから『Parody』の流れも最高すぎた。
この曲といえば、"2020年のマイベスト15曲"に選出した程、自分の中でお気に入りの曲である。

ta7cr5prm.com

ディープなイントロに、ホリエさんのキーボードの音が混ざって、えもえものえもすぎる。
ほんと、オシャレで色気のある曲だなぁ。

 

爽やかだったり切ない系のテナーも好きだけど、キレッキレで尖った曲がやばすぎると最近気づいた。
直近のアルバム「Applause」収録の『ガラクタの楽団』がまさにそうだった。
めちゃくちゃかっこいい(語彙力)。
サビのメロディにどこか懐かしさがあって好みど真ん中。
客席も盛り上がってたし、ライブ定番曲にならないかな。

それにしても「Applause」の収録曲、どの曲もそれぞれに魅力があって、聞き応えがある1枚だなと思った。
今回ライブで沢山聴けたのも嬉しかった。
『Maestro』が聴けなかったの残念でしたが…。

 

今回のツアータイトルは、発売されたばかりのEP「Crank In」から来ているのもあり、
勿論、収録曲のターンもあった。
福岡では『宇宙の夜 二人の朝』『流星群』『七夕の街』が披露された。
宇宙の夜 二人の朝、タイトルがロマンチックなので、キラキラした曲か優しい曲かな…と思ったら、もはや完全に予想を裏切られ、キレッキレなアップテンポだった(好みすぎます) 。
イントロのベースカッコよすぎかよ。
流星群は対照的(?)に重めのロックバラード。宇宙の夜とは違った方向で好みで耳に残る曲調。
七夕の街は福岡が初披露らしい。こちらはシンプルに優しめで、癒し系バラード。
新譜を殆ど聴けない状態で参戦したが、それでも楽しめるのはテナーの楽曲の安定感かもしれない。

 

この季節には珍しく『シーグラス』も披露された。
シーグラスは2016年発売で、言わずと知れた代表曲『Melodic Storm』から10年後に発売されている。
私の中ではシーグラスは"第二の代表曲"だと思っている。
いや、きっとそう思っている人も多いのでは。
キャッチーだけど全然ありがちではない、"今"っぽさもある。
何度聴いても素敵だなと思うし、聴いてると胸がワクワクする。また聴きたいって思える。
長年、第一線で活躍していていながら、人に愛されるヒット曲を出し続けるテナーは凄いなぁと、この日改めて思わされた。

 

アンコールではまずApplauseの収録曲『瞬きをしない猫』、
そしてラストは初期のアルバム「TITLE」収録曲より『EVERGREEN』で締められた。
EVERGREENはホリエさん曰く"長崎の歌"であり、長崎のライブで披露されることが多いらしい。
同じ九州出身として、九州の地でこの曲が聴けたのは胸熱だった。

終演。
爽やかな曲、切ない曲、激しさのある曲…。
ストレイテナーは私が思っていた以上に、本当に沢山のレパートリーがあるバンドだった。
だからこそライブで感情が忙しかったし、どのターンもワクワクさせられた。

 

そして楽曲はもちろんの事、個性的で愉快なメンバーの皆様にも楽しませて貰いました。

ホリエアツシ(Vo.)
歌と喋りのギャップがやばい。
あの爽やかなお顔立ちと綺麗な歌声だから、柔らかい癒し系と思っていた。
MC冒頭から唐突に真顔で"幸か不幸か、ここは福岡"とダジャレをかまし(しかもそのまま話を続けたところでひなっちに鋭いツッコミを受ける。)
なかなかの饒舌でブラックでキレッキレなトークをかましていた。
ライブ後の配信飲み会では、THE BACK HORNの松田晋二(Dr.)の福島訛りの喋り真似をするシーンも。
良い意味で裏切られた。最高。シンペイさんの風貌でこのキャラなら分からんでもないが。
ちなみにOJがアイシールド21の泣けたシーンの話をしていたが、ホリエさんはアイシールド21を知らないらしい。世代の問題なのか意外だった。

ナカヤマシンペイ(Dr.)
ヤンキーみたいな人。彼は見た目と喋りのイメージが完全一致する。
配信飲み会、配信されている事を忘れて別バンドの悪口言わないように…って話をした時に、「THE BACK HORNがさぁ〜!」とか言っちゃう人。
どこまでイジられるんだバクホン。
見た目のインパクト強すぎる。あのキューティクルな金髪ポニテを振りまわしまくってドラム叩いてたのはまじで絵だったし。あの前髪の長さでよくドラム叩けるなぁ…。

日向秀和(Ba.)
推しバンドNothing's Carved In Stone兼任のひなっち。
少なくとも5回以上は見ている為、ストレイテナーで見るのは何だか新鮮な気持ちになる。
ベースに詳しくないものの、ひなっちのベースの音はよく聴こえるし、カッコいいなぁって思う。テナーもでもナッシングスでもここぞって時に決めてくれるのほんと好き。
そして笑顔でぴょんぴょん演奏している姿まじCawaii。
テナーのひなっちの方がよく喋る気がする。(主にホリエさんのツッコミ役)

大山純(Gt.)
またの名をOJと呼ぶ。そもそもOJ以外の呼称で呼んでいる人はいるのだろうか。
渋いイケおじが大好きなので、端的に言うとお顔が好みです。
他の3人がなかなかキャラが濃い反面、彼は比較的落ち着いている様に見える。唯一のクールキャラなのかもしれない。
見た目からバーが似合いそう…って思ってたが、実際好きらしい。
遠征の地で、初めてのバーにスッと入り、再び外に戻ってきて、(他メンバーに)「いい感じ(キリッ)」と言ってそのお店に決めたエピソードがまたイケメン。
そして演奏も良いけどコーラスがめちゃくちゃえもいですね。

 

(ひなっち以外)ワンマン初見の私が感じ取った印象の為、実際とは異なる部分は多いかもしれません…。
ライブ演奏がカッコいいうえに、メンバーが面白いから、ほんと見どころ万歳すぎるライブだった。
もっと早くライブに参戦しておけばよかったなぁ。
だけど、私にとってのストレイテナー、"今から始まるんだな"って思ってワクワクする。
この先、沢山参戦できるのが本当に楽しみです!