*Minority Repor10*

ライブレポ * 音楽語り * たまに日常

2020.MUSIC.TOP15

毎年、その年の音楽の総括をアメブロで書いていましたが、
ブログ移転しましたので、どうせならこちらで…。

概要

完全に自分得でしかないのですが、ざっと説明するとこんな感じです↓
・昨年発売された(※1)楽曲で自分が好きになった曲をランキングつけて紹介。
・完全に自分好みだけでピックアップしてます。世間に対して無知。
・書いてる人は浜崎あゆみ教信者の邦楽バンド好きなのでそれらの傾向強め。
・書いてる人は語彙力もなければ音楽、楽器知識低め。

(※1)…11月締めルールです。
要するに今回は、2019年12月1日〜2020年11月30日に発売された曲。
(オリコン年間ランキングのルールに勝手に則ってる。今はどうなってるか分からないけど…)
シングル表題曲、c/w、アルバム、配信問わず。
その曲が最初に発表された媒体がその期間に該当するもの、な感じ。

本題:2020年個人的音楽ランキング

15位:KI?DO?AI?RAKU?/椎名慶治

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(2020/07/08 配信シングル「KI?DO?AI?RAKU?」収録)

SURFACEのボーカル、椎名慶治さんの配信シングル。
椎名さんらしい明るくパワフルな楽曲でありながら、複雑な世の中を生きる現代人に真っ直ぐに刺さって、どう生きていくか導き出してくれる様な歌詞。
最初に聴いた時にボロボロ泣いたし、頭の中で色々悩んでしまう時にお世話になってます。
MVはZoomで喜・怒・哀・楽の4人のオンライン通話という、まさに現代人に分かりやすいものになってます。「哀」が主人公、というのがまた曲にマッチしてて。

 

14位:AS ONE/UVERworld

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(2020/03/04 シングル「AS ONE」収録)

映画「仮面病棟」の主題歌。(そういえば結局見てない…)
パワフルなメッセージやデジタルサウンド強めの曲調で、まさにザ・UVERらしい楽曲。
年々新しい事に挑戦していってるUVERですが、個人的には近年の中でも一般人にも聴きやすい曲になってるなぁと。メロディラインが親しみやすいのもあり。
ライブ映え曲でもあって、昨年2月頭に参戦したライブで蜜になって盛り上がれたのは今となってはいい思い出です…。
コロナ禍になった直後の3月のMステのアレンジは本当にカッコ良かった…(語彙力)。6人の結束力に涙無しでは見られませんでした。

 

13位:未来は見ないで/THE YELLOW MONKEY

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(2020/03/13 配信シングル「未来は見ないで」収録)

去年末の武道館を終えて一旦の活動休止をしているイエモンですが、その"シーズン2"最後の楽曲になった曲。
実は2016年の再結成(=シーズン2の始まり)の時の発売候補だったとの事。
どこか哀愁漂うバラードで、歌詞も始まりというよりは"終わり"を思わせられるものに。だからえ?始まりの曲?と驚いたのはわたしだけでは無いと思いますが、
「この部屋を出ていく」って、それが”自分1人の部屋"であるか"皆がいる空間"かで解釈が変わってくるなぁと。前者だったら確かに再結成ですね。
…とはいえ、やっぱりこの曲は今のタイミングで聴く方がしっくりきます笑
恋愛ものっぽい表現の歌詞がまた吉井さんらしく、じわじわ別れの予感をさせられるような展開でどうしようもなく胸が苦しくなります。東京ドームで生で聴いた時はもはや号泣でした。
今度はシーズン3の始まりで聴きたいです。また新しい世界が見えてきそう。

 

12位:One and Only/木村拓哉

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(2020/01/08 アルバム「Go with the Flow」収録)

キムタクのソロ第一弾のアルバムより、(恐らく)表題曲になった楽曲。
作詞はB'zの稲葉浩志さん、作曲はSuperfly等の楽曲を手掛けている多保孝一さんという豪華な製作陣、SMAPファンも親しめるような明るくキャッチーな楽曲なので、アルバム内に色んなジャンルの曲がありながらこの曲を選ぶのか…と思われそうかもしれませんが、わたしにとってはやっぱり特別な曲です。
聴いてて楽しい気持ちになるし、ちょっとバンドっぽさもあるのがまた好き。
SMAPが解散してもキムタクの歌が大好きだし、彼はいつまでも"ザ・アイドル"でいて欲しい気持ちが強かったので、ある意味"わたしがまた見たかったキムタクそのもの"がこの曲で、最初にMV見た時思わず涙が出ました・・・。
これからは幅広い音楽をやっていくと思うけど、この路線は今後も出して欲しい。

 

11位:棘/BLUE ENCOUNT

<<動画無し>>
(2020/11/18 アルバム「Q.E.D」収録)

ブルエンの最新アルバム曲。色々追いつけてなくて、お恥ずかしながらアルバム買ったのにまだ殆ど聴けてません。この曲は配信ライブで聴いて、何これ好み!と一発目で好きになった曲。他のもちゃんと聴きます…。
ブルエンはDAY×DAYやもっと光を見たいな爽やかなアップテンポイメージが強いとは思いますが、アルバムではかなり幅広いジャンルの曲があって、
個人的には「coffe suger〜」や「...FEEL?」の様な病みが入ったライブソング群が事みなので、今回も来た!やった!ってなってました。
歌詞、主人公の女性の自業自得の様な感じで全体的には共感できないけど(笑)、だけど状況や登場人物の心情が痛いくらい胸に刺さってしまう。田邊さんの表現力に乾杯。さすが某ラブソングバンドのフロントマンを慕ってるだけあります。
そしてブルエンの病み系ラブソングベストアルバム、お待ちしています笑。

 

10位:Iridescent Light/MONOEYES

<<動画無し>>
(2020/09/23 アルバム「Between the Black and Gray」収録)

MONOEYESの3枚目のアルバム収録曲。スコットVoの楽曲。
スコットといえばRoxetteやBorders & Wallsの様なアップテンポの曲が目立ってた印象だけど、今回は落ち着いてて壮大なロックバラード。
最初の優しい歌い出しとアレンジがすごく好きで、
原曲も良いけど、11月に見たアコースティックライブではクリスマスっぽいキラキラしたアレンジだったのがすごく印象に残ってます。どうか円盤化を…!
夜明け=悲しみを乗り越える、がテーマの歌詞でこれもまた曲に合ってる気がする。このご時世だから余計に胸に響く・・・。

 

9位:Parody/ストレイテナー

<<動画無し>>

(2020/04/08 シングル「Graffiti」収録)

シングル「Graffiti」のc/w曲。2曲どっちも好みでした。
テナーはまだニワカですが、昨年は配信ライブのお陰もあり、色んな曲を聴くきっかけにもなりました。
それでもわたしの中ではまだテナー=真っ白で爽やか…みたいなイメージが強かったんですが、Parodyを最初聴いた時にかっこいい!こういう曲も合ってる!…と勝手に意外性を感じたのもあり、すぐに気に入りました。
その後鬼リピート、恐らく現時点でわたしの中で一番多く聴いたテナーの曲になってるのかも。
キーボードがすごくいい味出してて、この曲のオシャレさや色気を引き出している様な気がします。ホリエさんのボーカルの幅の広さにも驚かされた。本当、テナー色んな曲聴いてみよう…。
歌詞の解釈がなかなか難しいけど、実はGraffitiと似たような事を歌ってるのでは無いかな、表現の方法が違うだけで。と勝手に思ってます。

8位:room/高橋優

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(2020/08/21 配信シングル「room」収録)

高橋優が昨年発売した配信シングルのうち1つ。
簡単に説明すると男女の複雑な恋愛関係の歌詞。
主人公が思いを寄せている女性には彼氏?旦那さん?がいて、主人公と女性の関係はハッキリ描かれていないけど、恐らく友達以上で不貞の関係である。そんな歪んだ大人の楽曲。
最初に聴いたのは 10月のフェスの時で、わたしの聞き間違いじゃなければ、この曲披露する前に彼は「コロナでおうち時間を過ごしている中で思いついた曲」って言ってた気がするんですが。世間のミュージシャンが世界中への希望を願う曲を作ってるというのに、まさかのとんでもない変化球でを投げてきて推せます…笑
曲調もオシャレでカッコ良くて好み。歌詞にすごく合ってる。
こういう曲って女性視点のはよく聴くんだけど、男性視点ってあんまり聴いてないなぁ…って思ってたんだけど、「今夜の花火がどれだけ綺麗だって」のフレーズは確かに男性視点だな(一般的に男性の方がロマンチスト)、と関係ないところで興味深く感じました。

 

7位:君を隠してあげよう/THE BACK HORN

<<動画無し>>
(2020/10/19 配信E.P「この気持ちもいつか忘れる」収録)

人気作家、住野よるさんとバンドのコラボ小説から生まれた楽曲のうちの1曲。
そういえば2年前?はその表題曲「ハナレバナレ」を同じように音楽ランキングブログでピックアップしてました。やっぱり今もハナレバナレが1番好きですが、次に好きな曲になりました。
最初聴いた時、出だしのイントロやサビのメロディライン、まるでバンド関係ない歌姫が歌いそうな切なめのJ-POPっぽいな…と、今までのバクホンとかなり違う雰囲気でビックリした記憶があります。
でも、曲としての王道っぽさもありながら、主人公の口調や「死にたい」って単語はやっぱりバクホンだなぁって思ったり、こういう曲に山田将司のボーカルを乗せる事で、いい意味でギャップがあって、”重たさ”が加算されて、今までのファンにも心地よく感じられるなぁと思いました。作詞作曲の菅波栄純はやっぱり天才だ…って納得せざる得ない。
小説のストーリーがテーマになってる曲でもありますが、人を想う事や生きる事の切なさが、2人のやりとりやフレーズから明確に伝わってきて胸が苦しくなる曲です。

 

6位:LAST BIRTHDAY/SURFACE

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(2020/10/07 アルバム「PASS THE BEAT」収録)

SURFACEのアルバム曲。MVも存在する、アルバムのリード曲の1つ。
今回ランキングを作成する上で、アーティスト被りは無しにしよう…って思ってたんですが、何気に椎名さんが2回登場しました笑。
イエモンにしてもSURFACEにしても、再結成後の曲良すぎるんだよな…。
切なめの失恋ソング。出だしのイントロやAメロの入りとかサビにしても、ザ!90年代!みたいな潔さがあります。当時のJ-POP好きな人は絶対に気にいるはず。
とはいえどこか新しさもあって聴いてて飽きさせない。
歌詞の表現もシンプルで、しっかり古傷に浸れる作品です笑。

 

5位:白夜の日々/9mm Parabellum Bullet

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(2020/09/09 シングル「白夜の日々」収録)

"9mmの日"に発売されたシングル表題曲。
この時期から伺える様に、正にコロナ禍での日々の戦いと、アーティストとファンの絆が描かれている曲。
お気づきかもしれませんが(?)今回あまりコロナ禍の曲を選んでないんです。別にわざとではないけど…。でもこの曲は特別で、今の現状にも共感するし、コロナ関係なくても励まされ考えさせられる素敵な曲だなぁって思ってます。久々にバンドに会えたライブでは号泣でした。
ラストの「答えひとつ持って/流されずに/生きるために」の歌詞が特に好きです。すごく大事な事言ってますよね。
曲も9mmらしさがありながら、スッキリ聴きやすくて好きです。

 

4位:turn over?/Mr.Children

<<動画無し>>

(2020/09/16 配信シングル「turn over?」収録)

ミスチルの配信シングル、「おカネの切れ目が恋のはじまり」の主題歌。
やっぱり色々辛く悲しい気持ちでドラマの1話を見始めたんですが、ドラマは凄く面白かったし(シナリオブック買いました)、劇中での曲の入り方がすごく合っていたのもあり、すぐに好きになりました。
一見爽やかだけどどこか切なさや寂しさを感じられる曲で、今でも聴いてると涙が出そうになります。でも最後まで聴くと不思議と温かい気持ちにもなって。
歌詞は恋愛がテーマとは思うんだけど、恋だけに捉われない愛情や絆も描かれてる様に思えて。この辺り、猿渡さんが玲子に出会って色んな事が変わっていくドラマのテーマとすごくマッチしてる気がするのもまた好きです。
ドラマの話もそのうちnoteで書きたいです。

 

3位:夜に駆ける/YOASOBI

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(2019/12/15 配信シングル「夜に駆ける」収録)

一昨年の曲ですが弊社は11月締めなので(笑)。
もはや説明不要で、昨年大ヒットした曲。この曲で紅白発出場も果たしました。
アニソンやボカロ感がある雰囲気の曲ですが、どちらでもなく、どうやら小説投稿サイトに投稿された作品が元になって出来た曲みたいです(今初めて知った)。
耳に残るメロディが凄くインパクトあって最初に聴いた時からめっちゃ好み!ってなってましたが、キラキラした楽曲なのに"自殺"がテーマでもあったり、結末はハッピーエンドな表現で実は心中してるんじゃないかとか(真相は不明)、なかなか残酷な曲ですね…。
でもその解釈もあってか、所々のフレーズやちょっと切ないメロディに次第に泣ける曲ポジションになってしまって、ますます好きになりました。
曲の展開もハイセンスですよね。お陰でカラオケで全然まともに歌えません笑。

 

2位:Dreamed a Dream/浜崎あゆみ

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(2020/08/31 配信シングル「Dreamed a Dream」収録)

あゆの去年の配信シングル2作目。久々の小室哲哉さんとのタッグの曲。
小室さんといえば一時期引退説が出てましたが、乃木坂やこの曲で今年で事実上の復活…になったんだろうと思います。
あゆガチ勢且つTKガチ勢としては最強のタッグなんですよね。
TKらしいデジタルサウンドにカッコよさ全開で強いメッセージ性のある曲だけど、あゆらしい華やかでどこかガーリーな部分も合わさってて、このバランスが正にわたしが大好きなあゆです。ありがとう神様…笑。
歌詞は恐らく"あゆと小室の共通点"がテーマになってそうで、
栄光や挫折を経験した2人だからこそ生まれた楽曲かもしれないですね。
だけど、"共鳴 "、"絆"、"再生"…自分達は一般人であり、またコロナ禍関係ない曲なのに、何故だか現代社会を生きる大人や今の状況にも突き刺さる曲になってるなとも思います。

 

1位:灰色の街/ACIDMAN

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(2020/06/03 シングル「灰色の街」収録)

ACIDMANの3年ぶりのシングル曲。
初めて聴いたのは一昨年11月のライブ。
言葉に出来ない悲しみ、孤独を感じる毎日でも、未来には必ず希望が待ってる事を信じさせてくれる、正にザ・ACIDMANらしい優しい曲で、ライブで涙がボロボロ出てきたのを覚えてます。(偉そうに語ってますが…わたしACIDMAN知ったのほんの2年前です…笑)
コロナ禍より前に存在していた曲だけど、この状況下にあまりにも当てはまってます。今回ピックアップさせてした曲って割とそういうのが多いなぁ…って自分で思ってたけど、
確かに色んな事が変わってしまった世の中になったけど、でもこの状況になる前からわたしは色んな事で悲しんで傷ついて絶望してて。
それでも負けずに考えて戦って、人との絆や愛情を信じて…どんな出来事が起こってもきっとそうやって一生懸命生き抜くのは同じなんだろうな。
昨年、そういう考え方を教えてくれたのが正にフロントマンの大木さんでした。
昨年はそれに気づけたことも大きく”良い一年"だなぁって思えて、
この曲はそんな大木さんの人間の根本みたいなのが現れてる気がして、わたしにとって最大の応援歌になりました。
MVも景色も印象的で、ラストサビは美しすぎてよく泣いてます…。

 

最後に

しっかり曲のレビューやりたいと思って書きはじまたのに、
結局また自分語り多めのgdgdレビューになってしまいました…笑。

今年もまだまだ音楽業界は大変な現状ですが、
自分が出来る事は沢山音楽を聴く事だと思っています。
また今年も大好きな音楽に沢山出会えます様に!