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【ライブレポート】宍戸翼 弾き語り - TENJIN ONTAQ 2022/public bar Bassic.

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福岡・天神の音楽サーキットイベント「TENJIN ONTAQ」が3年ぶりに開催された。
私は初日の2022年3月12日に参加してきた。

とはいえ、あまりガッツリは見れず。
まず、福岡CBの会場で、ビレッジマンストア→バックドロップシンデレラのライブに参戦。
どちらも初でしたが全力で楽しめました。この日の福岡の気温が高く、かなり汗だくにもなりました。

その後、public bar Bassic.に移動し、
私のこの日の本命である、宍戸翼さんの弾き語りライブを観させていただきました。

今回は宍戸さんのライブレポを書きます。

 

1.リハーサル

なんと3曲全てフル。本編と何も変わらないクオリティでした。
(1曲終わった後、客席ではしっかり拍手が上がってた。)
30分の尺に対して約45分も楽しめました。
恐らくしっかりと音チェックをしたかった為かなと。宍戸さんのストイックさに感謝。

東京タワー

散々言ってきたけど、代表曲の1つなのに、毎回はやってくれないちょっとレア曲なので、単純に嬉しかった。
哀愁あるメロディと宍戸さんの美声が、おしゃれな空間にマッチして酒がうまい(※public bar Bassic.はアルコール無しだったのでただのジンジャーエールです)。

 

ひとりごと

この曲の弾き語りVerが最近のお気に入り。
ついつい身体を揺らしたくなるようなオシャレな曲。
ちょっと隠れて手拍子していました(?)。

 

コーヒー

Bメロの宍戸さんの叫びがえもえものえもすぎました。
リハーサルでそんな声出しちゃって大丈夫?!と心配になるレベルだったけど、
最後の最後まで、そのままのクオリティで乗り切ってた。

 

 

2.本編

リハが終わって一度はけていた宍戸さん。
改めて登場し、曲が始まる。
ちなみにですが、客席は恐らく10割女性でした。
あのお顔であの声だもん…わかる気がする…。

 

ファンファーレ

原曲は疾走感のある爽やかなアップテンポだが、今回は一味違うアレンジ。
音楽のことは詳しく無いからアレですが、ちょっとジャズっぽいというか…。
すごく新鮮で、弾き語りならではの試みが嬉しかった。
他の曲もこういったアレンジやってほしいなぁ。

 

物語はいつも

何気に今回一番意外だったかも。
こんなオシャレな空間であえての「ゴミ・ゴミ・ゴミ」が聴けて嬉しい(笑)。キレッキレでした。

 

最後の恋

恐らくリリースされてから今までで、ライブでこの曲を聴かなかったことはないかも。
(I Hate〜もだけど、今回は無し)。
それでも毎回飽きずに良い曲だなぁって思う。曲調もかっこいいし、もはや聴かなきゃ気が済まなくなってる。

 

Work(小袋成彬さんカバー)

ここでカバー曲。
先月の宍戸さんの弾き語り配信でも歌っていて、かっこいいなぁ…思ってたので、生で聴けて嬉しい!
宍戸さんの低音が曲にすごく合ってる。
爽やかな印象のある宍戸さん、こういう渋めの曲もガッツリ歌えてすごいなぁ。

その影響で原曲も聴きました!渋くて色気あって素敵。
こんなオシャレなのに、めちゃくちゃ現実味ある歌詞とのギャップがまた良い。

www.youtube.com

 

賛美歌

"また会えますように"を込めた曲。
「福岡に来るのは今年は最後かもしれない」と宍戸さんが言ってて、ちょっと切なかった。
だけど、この1年の事を色々思い返していた。
私の2021年度の始まりは、ONESHIP(POETASTER×The Cheserasera×KAKASHIのスリーマン)の福岡公演だった。
そして2021年度が終わりそうな今日この日、同じ福岡・天神の地で弾き語りライブを迎えた。
この間The Cheseraseraは活動休止したものの、私にとってケセラセラや宍戸さんへの想い出がたくさん詰まった、掛け替えのない1年だった。

だけど僕は今も忘れない
胸をたぎらせた僕たちが
語り明かした日々を

曲と想い出がマッチして泣きそうになったけど、
何せめちゃくちゃ近いので一生懸命我慢しました(笑)。

 

ラストは幻。
始まる前のMCが印象的だった。
最近世界中で問題になっている、とある"怖い事"の話から始まる。

「"命"はある意味、良い意味で"幻"だと思ってる。」

その後「伝わってくれるかな…」って言ってたけど、
うん、なんとなくわかる。

幻の優しい歌声と歌詞のメッセージを聴きながら、
"命"はきっと当たり前でもなければ、確約されているものではないかもしれない。
だからこそ、自分を、毎日を大事にしよう。
そう思った。

 

The CheseraseraはONTAQの主催の方にお世話になっていて、
本当はバンドとして呼ばれていたが、活動休止に伴い叶わなくなってしまった。
それでもソロとして呼んでくれて、今に至るとの事。

ONTAQを選んで福岡に来てくれた宍戸さんも、
彼を呼んでくれたONTAQにも、本当に感謝しています。
素敵なイベントをありがとうございました!

 

諸々の都合で3アーティストしか見れなかったけど、
来年開催されるときには、今より体力をつけて、もっと長い時間たくさんのアーティストのライブを楽しみたいです。