※配信アーカイブ期間中につき、ネタバレにご注意下さい。
今日は本来であれば神戸公演が開催されて、私は約2年半ぶりに浜崎あゆみに会えるはずだった。
しかし、コロナウイルス感染拡大防止の為に開催延期となってしまった。
神戸に行けなくなった私は、福岡でコラボアイテムを購入し(そして↑の写真に至る)、
このタイミングで、去年12月31日に有観客+配信の形で開催されたカウントダウンライブのレポを書くことにしました。
私は配信アーカイブ組で、神戸参戦した後に見ようと思っていた。
(今思えばセトリ全然違うだろうけど…今ツアーのセトリ一切見ていませんが。)
まだまだ悲しみや後悔("ツアー前半に参戦しておけばよかった〜!"…等、今考えても仕方ない事ばかり)はあるものの、配信であゆに会えて少し安心しました。
※ここからネタバレを含みます。
開演。
スクリーンには、
"君に会えるまで"
のテロップとあゆの音声が流れ、直後にカウントダウンが始まった。
この演出は…画面で見てても泣いてしまうのに、現地参戦してたら絶対やばかっただろうなぁ。
オープニングでは太鼓演奏とともに、
今回のツアーのモチーフ?である"地球"に乗ったあゆが登場、1曲目『Rule』が始まる。
しかも和アレンジ。めっちゃくちゃかっこいい(最初から語彙力皆無)。
MADE IN JAPANツアーのevolutionの和アレンジも意外性あってカッコよかったけど、Ruleもめちゃくちゃ意外。
でも不思議と合う。あゆってどうしても"洋イメージ"あるんだけど、だからこそあえて和っぽい事すると、その絶妙なバランスが良いというか。
そして『Dreamed a Dream』『Startin'』と続く。
ドリドリまだ生で聴けてない( ;∀;)
それにしてもこの曲、歌うの難しいだろうに、見る度に安定して良くなっていってる気がする。
かっこよさもありつつ、ガーリィなボーカルのAメロ。これぞあゆ!って感じで大好き。
次は生で聴かせてください。
ラストで笑顔で腕を振り上げる姿が可愛くて、何故だろう泣いちゃう。
Startin'といえば大学受験の時にお世話になり、就活の時もずっと聴いてた曲だった。
今聴いても自分のことを励ましてくれる、最高の応援歌。
信じるって決めたんなら
理想と違う答えも受け止めること
このフレーズがこの現代で妙に刺さってしまう…。
ここからは、ロリータ×ギャルギャルなあゆが登場し、『Depend on you』『Beautiful Fighters』をPOPに披露。
Depend on youってあゆが20歳ぐらいの頃に出した曲なんだよなぁ。
令和になって今の今でもこんな風に、最高にブリブリにキュートにやれるって…最強すぎん…?
こういうところが唯一無二で、こういうのやっちゃうところがほんと大好き。
一座の女性メンバーもみんなキラキラしてて、見てて幸せになりつつ、
ちょっとメガネヲタク系?に変身したヒカルくんも負けずと可愛い…。
あゆは一旦ステージをはけ、ダンサーのターンへ。
BGMは"ayu-mi-x"のリミックスをメドレーにしている。
『M』→『Free&Easy』→『Boys&Girls』→『ourselves』→『SURREAL』→『Trust』→『Hana』でした。
それぞれどのリミックスなのかはggったら出てくるかもしれません(丸投げ)。
ちなみにMは"Sweet Heart Mix"だったのですが、
Bメロのメロディラインをイントロにしてるのが大好きで、お気に入りです。
(残念ながら↑の視聴では途中からです…)
再びステージにあゆ登場。恒例のドレスターン。
真っ赤!待ってました…!白とかもいいけどやっぱり赤は華やかで映えるなぁ。
ここではシリアスな展開。『Secret』『Last minute』『POWER SNOW』の3曲が披露された。
Secretといえば、以前"辛くなって歌えない"…とライブで殆ど歌われなかったが、近年はライブで披露される機会も増えた。
落ち着いた歌唱からの、ラストサビの"笑い飛ばしてください"のフレーズでの叫びがエモい。
そして赤ドレスといえばLast minute。
途中で声を振るわせるシーンもあり、感情のこもったボーカルだった。
やっぱり彼女にとってこの曲の存在は大きいんだろう。
一見失恋ソングに捉えられそうだが、
ファンにとっては有名な話で、
あゆが歌手を辞めようとしていた時に作った曲である。
最後の言葉なんて覚えていたくないわ
このフレーズを泣きながら歌っていたあゆ。
私もまた神戸が中止になり、また1つあゆが遠くなった気がして、すごく切なくなってしまった。
だけど、きっとまだあゆがあの時辞めず、こうして活動を続けてくれているから沢山の素敵な景色を見れた。
それを思い出して、今後の未来への希望に繋げたいな。
再びダンサーのターンが入った後、ギラギラした衣装で登場したあゆ。
(ジャケットがめちゃくちゃ可愛い…調べたら出てくるんだろうか…値段見ない方がいいやつなんだろうけどな…)
『WE WISH』『SIGNAL』と再び明るい流れになるが、
先程のシリアスな3曲の後に来ると、明るく歌うその姿すら泣ける…。
SIGNALは先程のPOWER SNOWと同様、1stアルバム収録の超初期曲。
大人になった今のあゆが歌うのが胸熱だし、
当時はなんとなく聴いていたが、今だからこそ本当に大事なことを歌ってるなぁと気付かされる。
楽しかったよ いつかもうずっと昔の話になるけれど
思い出なんていつも都合のいい様に蘇るじゃない
ほんとそれだよ〜〜〜!!!!!(今回一番の号泣)
常に"今"を一番大事に考えてくれる色々なミュージシャンの方々のお陰で、
色々葛藤はありながらも、こんなご時世でも幸せに過ごさせて貰ってるんだよなぁ。
スクリーンには、2020年のカウコンが無くなってから〜2021年の各ライブの映像が流れた。
骨折直後に開催された名古屋初日公演、車椅子の姿はやっぱり見てて辛くなりますな…。
最後に、
"2022年が希望や笑顔が溢れる世界になりますように"
のテロップが表示され、スクリーン映像が終了。
ピンクゴールド?のドレスであゆ登場。ポニテが可愛い。
ストリングスアレンジの『RAINBOW』が今回のカウントダウン曲になった。
この曲か〜!!!意外に意外すぎた。
そもそもここに来るまで忘れてたけど、今回は本当に年を跨ぐ"カウントダウンライブ"だったんだよね。
2021年も、他の沢山のアーティスト・フェスでもなかなか実現できなかった事をやれちゃったんよなぁ。
確かにこの時期は、比較的に感染者数が落ち着いていたのはあるかもしれない。
それでもあゆや皆さんが本気で挑んだカウコンがしっかり実現できた。これは絶対に誇りに思って良い事だと思う。
曲の途中で2021年の終わりがやってくる。
「いっぱいいっぱい我慢して、こうして代々木に戻ってこれたこと、
本当に嬉しく思います。」
…とあゆが泣きながら話すシーン、何度見ても泣いてしまうな。
やっぱり銀テが飛んだり…等はなかったが、
それでも本当に、素敵で幸せな2022年の幕開けだったのが、画面越しでも伝わってくる。
その後は、松任谷由実さんの『春よ、来い』のカバー、『theme of a-nation '03』と続く。この3曲の流れすごく合うし、もう日常の喧騒とか何もかも忘れる程の優しすぎるターンだった。
冒頭でも話したけど、あゆだからこそ全力で"和"を演出するのが素敵。
本編ラスト曲は『how beautiful you are』。
この曲といえば、様々な"マイノリティ"を抱える人々が出演するMVも印象的だった。
ここでなんと、
当時MVに出演された方がステージに上がり、代々木の会場で再共演となった。
すごく温かい景色。一座と手を繋いでいる所がまた良いなぁ。
コロナだけではない、色々な方面で生きづらさに葛藤している人も沢山居て。
今年はこれまでより、もっと自由な世の中になりますように。
アンコール。
白地にラメストーンが入ったフーディー×黒ニーハイで登場したあゆ。可愛すぎる(鼻血)。
そもそもカウコンのグッズ…?でもあれはただの白地ですよね?ラメ入ってたら欲しいんだけど…値段は可愛くないんだけど…そもそも私あゆと身長近いのになんだろうこのビジュアルの違い…
そこで披露されたのは、つんく♂さん作曲の初期シングル曲『LOVE~Destiny~』。
派手な演出は一切なく、ステージで1人、優しく歌い上げた。
この曲もまた意外で、しかもずっと大好きな曲なので嬉しい。
そして時折見せる笑顔が…もう…マジ天使…。
『JEWEL』では、バイオリン(楽器詳しくないので恐らく)でサビのメロディを演奏するイントロから始まったのが面白かった。
再び一座がステージに登場し、アンコール恒例のメドレー。
『SURREAL』『evolution』『AUDIENCE』『Trauma』と続く。
やっぱりアンコールでの陽曲メドレーは安心するなぁ。
あゆの「い〜く〜よ〜!」の掛け声…また生で聴きたい。
そしてやっぱりラストは『MY ALL』。
あゆと一座が中央ステージを周りながら、ファンに手を振っている姿を見るとほんと嬉しくなる。
2番からは、スクリーンにファンの写真が次々と映し出された。
ライブ参戦者、おうち時間を過ごしている方含め…色々なファンの姿の光景を見ると、
"私たちはいつだって一人じゃない"って事を思い出させられる。
間奏で恒例の一座メンバー紹介や、みんなへ感謝の気持ちを伝え、終演。
…と思いきや、ここでダブルアンコール。
そうです、この曲をまだやっていませんでした。
2021年に発売された新曲『23rd Monster』がまさかの最後の最後で披露された。
どうしても序盤のイメージが強いので、あえてのラストが新鮮すぎる。
これまで20曲近く歌ってきたとは思えない程、パワフルに強い表情で歌い上げるあゆの姿を見ていると、
どうしてこれが最後なのか、少しわかった気もする。
2022年からの、"今後に向けた決意"なんだろうな。
ノーマルは書き換えられて
悲観してる時間ももう過ぎた
受け止める? 牙を剥く?
悲観してる時間はもう過ぎた
今回の神戸の件もそうだし、きっと戦いの日々はまだ終わらない。
だけど、その中で自分たちはどうすべきか…まさに"結末はキミシダイ"であって。
やっぱりこれからも、1つ1つ乗り越えていくんだろうなって思う。正しく、だけどその中で最大限に自由に。
23rd Monsterのステージを見てて、私も私自身の問題として考えさせられた。
ライブにおいて出来ることは限られてきたけど、
それを感じさせないぐらい可愛くてカッコよくて美しい、ザ・あゆ!なカウントダウンライブ。すごく見応えあって楽しかった!
神戸の振替を願いつつ…今年こそはあゆに会える事を願いつつ、
それまでできる限り健康で元気でいます。
あゆや一座のみんなも、穏やかに毎日を過ごせますように!