*Minority Repor10*

ライブレポ * 音楽語り * たまに日常

2021.MUSIC.TOP15

私の年始の(自己満足)恒例行事、今年もやります!

集計期間について

概要の前でアレですが…今回の発売日集計期間を
2020年12月1日〜2021年12月31日
にした事への言い訳を述べさせてください。

この個人的音楽ランキング(下記「概要」参照)をやるうえで、今まで謎の11月締めルールを作っていました。いやまぁ理由は色々あります話せば長くなるけど。
例えば全開の2020年の際は"2019年11月1日〜2020年11月30日発売曲での集計"でした。
何か、まどろっこしいからやめたいな…。
と徐々に思う様になり、
よしいっそやめてしまおう!ぶっ壊して始めよう!(こんな歌詞あったような)と、
結局は色々な音楽ブログさん等が行われている様に、1月〜12月集計にします。

だがしかし、
このままでは2020年12月の曲が宙に浮いてしまうではないか…自分にとってこの1ヶ月が重要なんだ…。

そんなわけで、今回だけ特別ルールとして、
冒頭で書いた通り、13ヶ月間の楽曲で集計してます。来年からは普通になるよ!

 

概要

ざっと説明するとこんな感じです↓
・昨年発売された楽曲をお気に入り順にランキングをつけて紹介。
・売上諸々とは無関係。完全に自分の"好き"だけでピックアップしてます。評論的なものでもありません。
・書いてる人は浜崎あゆみ教信者且つ邦楽バンド好きの為、それらの傾向強め。
・書いてる人は語彙力もなければ音楽・楽器知識低め。

(※1)先程の説明通り、今回のみ2020年12月1日〜2021年12月31日に発売された曲が対象。
シングル表題・c/w・アルバム・配信曲問わず。
但しその曲が"最初に"発表された際の期間に該当するものに限る。
(例えば、"シングルで発売した後にアルバムに収録された曲"=シングルの発売日に基づく/但し"円盤発売が予定されているがサブスクや配信でちょっと早めにリリース"っぽいものは除きます。その匙加減はよくわからんけど)

ちなみに近年はアーティスト重複しない事を目標にしてましたが、
2021年はあまり多くのアーティストを聴けていないのもあり…重複しまくっています。13ヶ月にしてるのにこれかよ。

 

2021年楽曲 個人的TOP15

※もれなく(?)好きな歌詞のフレーズ付き。

 

15位:千両役者/King Gnu
千両役者

千両役者

  • King Gnu
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2020/12/02 シングル「三文小説/千両役者」収録)

好き勝手放題の商売
勝敗なんて興味は無いや
青臭い野暮臭い生涯を

King Gnu直近の曲からも選びたい予感(?)なんだけど…何せ色々追いついていない現状。
三文小説も好きだけどこっちがインパクト強い。King Gnuってほんと曲かっこよ…!
韻を踏んでたり戦国感?はあるけど、しっかり現実の問題を描いた歌詞も常田さんらしい。爽快でスカッとする。

 

14位:紫の夜を越えて/スピッツ
紫の夜を越えて

紫の夜を越えて

  • スピッツ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/03/25 配信シングル「紫の夜を越えて」収録)

溶けた望みとか 敗けの記憶とか
傷は消せないが 続いていくなら 起き上がり

イントロやAメロは凄くスピッツらしけどサビの歌謡曲感が新鮮で、雰囲気的にも好み。
ずっと最前線で活躍しているのに…まだ"新しさ"のある曲を作れるスピッツ、控えめに言って凄すぎ。

 

13位:Hypersonic/GLAY
Hypersonic

Hypersonic

  • GLAY
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/10/06 アルバム「FREEDOM ONLY」収録)

小橋の金
100万を2時間で使い切る男は
そうもう誰も止められない彼の素顔
今暴いて週刊誌に売れ

FREEDOM ONLY全曲好きなんだけど、アルバム曲ではこれかな。
今回挙げた中では唯一コメディ系。でも小橋(=TERU)の純粋さや優しさをあえて遊び心な歌にしているのが良い。
TAKUROからTERUへのラブレターですね(?)。

 

12位:疾風怒濤/THE BACK HORN

(2021/12/05 シングル「希望を鳴らせ」収録)

ないものねだればきりがない
あるのは生身の命だけ
楽しめ だらけろ 怠けろ 笑おう
無心に 上れよ 有頂天 愛

『雷電』や『がんじがらめ』の様なバクホンにしかできない不気味さMAXな曲、待ってました!
とはいえ不気味でありつつ、バンドの王道っぽいキャッチーがあるのも栄純さんらしい。間奏どのパートもカッコ良すぎる。

 

11位:泡沫/9mm Parabellum Bullet
泡沫

泡沫

  • 9mm Parabellum Bullet
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/07/04 配信シングル「泡沫」収録)

ねえ いっそ飲みこんでしまえばいいの
信じる苦しみなんてものは

特徴的なイントロのギターや三拍子のリズムで、令和に来ていきなり「9mmの集大成みたいなのキター!」とテンションが上がった。
白夜の日々の様な明るい応援歌もこういう哀愁系もどちらも好きだなぁ。
MVも美しいです(メンバーの顔面含めて)。

 

10位:女王の猿/back number

(2021/08/18 FC限定シングル「女王の猿」収録)

ダダ漏れる愛に群がって
食らい付いても中身はがらんどう
そりゃあないぜ
こんなに払ってスマイルだけって

現時点でFCの人間しか聴く事ができない貴重な曲。最高なのでアルバム発売をご期待くださいもしくはFCの友人のお家で…いや何でもない。
イントロのベースからの依与吏さんの歌い出しが今までに無くてえもえもすぎる。
女神に翻弄される男な歌詞はback numberらしすぎてそれがまた好き。

 

9位:NAMELY/UVERworld
NAMELY

NAMELY

  • UVERworld
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/06/02 シングル「NAMELY」収録)

こうしてる今は 乱暴な例えかもだけれど
このまま終わって良いと思うほど幸せだよ

最初に聴いてうわぁ好み!ってなった点はこの曲が1番かもしれない。
壮大で美しいサビも好きだけど、それを盛り上げているのは、静かに始まって波のようにじわじわ切なさを運んでくるAメロとBメロではないか。Bメロ特に好き。
"免れない終わり"を描いた歌詞は切ないけど、同じくらい"幸せ"も感じさせられます。来年はライブで聴けるかな…?

 

8位:ガラクタの楽団/ストレイテナー
ガラクタの楽団

ガラクタの楽団

  • ストレイテナー
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2020/12/02 アルバム「Applause」収録)

鉛色の空
どんな希望を鳴らすの?
正しい社会かな?
大切なモノだけ
ぼくは守りたい

あたくしはホリエさんのことを爽やかな人だと思っていたんですが、この曲にもライブでのMCにも裏切られた2021年でした()。
いや爽やかな曲も好きです。でもこんな尖った曲も似合うなんて思っていなかった。
ちょっとダークめで、だけどノリノリのロックで、ちょっと懐かしさ感じるサビのメロディ全部好き。

 

7位:グッドラック/The Cheserasera
グッドラック

グッドラック

  • The Cheserasera
  • ロック
  •  
  • provided courtesy of iTunes

(2020/12/01 EP「Mouth to Mouth e.p.」収録)

越えられない夜なのに
煙のように淡い望みが
また空に飛ぼうとする

この曲は…思い入れがありすぎて。ライブに行けないコロナ禍で聴いた、私を励ましてくれた曲。
優しい始まりにいつもウルっときて、サビで熱くなる瞬間にウルっと来る。要は全部泣ける。
"終わりからの始まり"、そして生きることや夢を"絶対に諦めない"を教えてくれるのは、いつもケセラの音楽でした。

 

6位:夜のために/ACIDMAN
夜のために

夜のために

  • ACIDMAN
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/10/27 アルバム「INNOCENCE」収録)

もっと笑ったっていいんだ
もっと泣いたっていいんだ
どんなに汚れていたって
その手で抱きしめるんだ

大木さんの美しい美声で"それでも生きろ!"と熱く叫んでいる様で、それこそがACIDMANらしいと思うし、これもコロナ禍で励まされた1曲。
歌詞がとにかく好きなんだけど、曲調もシンプルかつ美しくて好み。
静かに始まるイントロAメロからの間奏で一気にキレッキレになるところが特にツボです。

 

5位:FRIED GREEN TOMATOES/GLAY
FRIED GREEN TOMATOES

FRIED GREEN TOMATOES

  • GLAY
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/05/21 配信シングル「RIED GREEN TOMATOES」収録)

⾊づいたメロディが動き出す様に
君の愛したこの場所にまた春が来る

優しくて温かくて、こういうGLAYが大好きなんです。(『a boy〜』『pure soul』、『春を愛する人』あたり好きな人は絶対好きだと思う)
今までのこと、現在のこと、これからのこと…色々な場面が描かれていて、懐かしさに少し胸が切なくなったり、それでも今を生きていこう。そんな前向きなメッセージが見受けられる。実は昔からあった曲らしいけど、バンドとしても色々乗り越えてきたと思うし、そんな今だからこんな素敵な曲になってリリースする事ができたんじゃないかと、勝手ながら思います。

 

4位:23rd Monster/浜崎あゆみ
23rd Monster

23rd Monster

  • 浜崎あゆみ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/04/08 配信シングル「23rd Monster」収録)

愛しい人よ誰のせいにもしないで
結末はキミシダイだ

『talkin' 2 myself』系の曲は大好きなのでほんと待ってました…!
去年の2曲は"あえてコロナ関係なさそう"…と語ってたけど、これはコロナ禍における彼女の価値観の曲かも。と思いながらコロナ禍関係なくかも(どっちだよ)。
"君のジャッジに興味はない"のフレーズが人気あるけど、私はあえて2番のこっちを選んだ。まとめて好きなんだけどね。
"人の所為にはするな。自分で決めろ。"何かを責めて真っ暗になれば自分が損するだけなので、自分の大事な人はそんな風になって欲しくない、って伝えているように思う。まじそれ。
ようやくもうすぐライブで会えるはずなので、やっぱり早く生で聴きたい…!

 

3位:怪盗/back number
怪盗

怪盗

  • back number
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/05/24 配信シングル「怪盗」収録)

君は今日も明日も君のままでいていいんだよ
君がいれば僕に不可能なんか無い

back numberのこの手の曲を上位に選べる様になった自分に感動してる(笑)。悲しい曲ばかり選んでたので。
UVERの『NAMELY』もそうだし、切なさあるメロディのアップテンポ曲にほんと弱い。
今までの依与吏さんとは少し違い、大切な人に対して"堂々としてる"、"一定の自信を持っている"歌詞も新鮮。
勿論ラブソングだけど、夏フェスで聴いて以降、"推しに出会えた事でこんなに世界が明るくなるなんて"的な曲に思えてしまう。だからライブで聴くとめっちゃ泣けるし大好きです。これ言うの5回目ぐらい。

 

2位:EN/UVERworld
EN

EN

  • UVERworld
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(2021/12/22 アルバム「30」収録)

今日も何処かで飢えて死んで行く子供達を平気でシカトしてる神様が
俺達の夢に興味持つ訳ねぇだろ!
願う以上に自分で変えろ!

ある意味今年一番の問題作。
多分刺さらない人は刺さらない。"説教ソング"っぽく聴こえる人もいるだろうし。
でもUVERを昔から好きな私達はこれしかない!ってなっている筈だし、今日もどこかで苦しんでどうしようもなくなっている人が、この曲に救われる可能性は絶対的にある。
綺麗事だっていいじゃない。(ACIDMANの大木さんの思想にも繋がる)
文句言っても人の所為にしても何も変わらない。(あゆの『23rd Monster』にも繋がる)
それでも大人になって、皮肉になったり諦めを覚えたりするもので、いつしか腐っていく。
この曲は人が忘れかけている、一番シンプルでまっすぐな生き方を思い出させてくれる。
何かうまく伝えられないので、とりあえず全人類の皆さん聴いてください。(丸投げ)

 

1位:愛が聞こえない/The Cheserasera
愛が聞こえない

愛が聞こえない

  • The Cheserasera
  • ロック
  •  
  • provided courtesy of iTunes

(2020/12/01 EP「Mouth to Mouth e.p.」収録)

やり直せたらと呟いた
今なんて? 波で聞こえなかった

投稿が今日この日だからとか、活休だからとかそんなんじゃなく、
冒頭に説明した2020年の時に12月だからと言う理由で除外し、「来年書くときはこれを1位に」って1年前から決めていた。
ケセラセラの曲の好きなところって"切なさ"や"寂しさ"の描き方がほんと絶妙で。この曲はある意味彼らの集大成になったのではと思った。
2位の『EN』とは対照的だけど、この曲は派手さがなくてシンプル。だけど淡々と描かれる状況にリアリティがあって、情景が浮かんで苦しくなってしまう。
"本当は諦めてない。だけどダメだった…。"
そんな終わってしまう瞬間〜終わった直後の失恋ソング。
主人公の呟きと心情が痛いほど刺さって、久々に失恋曲で号泣してしまった。
夏の終わりの様なメロ・サビ、どこをとっても好きだけど、
ラストちょっと違った展開になる"抱き合って 悲しんで〜"のところ、かなりいい味出しているなぁ。

 

最後に

今年は去年以上に決まったアーティストの曲ばかり聴いていたり、ライブの予習の為に聴いていたりしていたので、アーティスト重複ハンパ無くなったけど、それもその年の総評であるのは間違いないなと思った。
あと、書いているうちに自分の好みの傾向がわかった気がする。33年生きていて今更かよ。
勿論今のままでも全然幸せなんだけど、今年は何か新しいジャンルの曲に出会って好きになれたらもっと面白いんじゃないかなって思ってる。
今年も大好きな音楽に沢山出会えますように!
ここまで見てくださり、ありがとうございました。