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制限の中で見出された自由 - UVERworld Premium Live 2021 at Yokohama Arena①

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2021年6月12日・13日の2日間、UVERworldのライブが横浜アリーナで開催された。両日とも昼・夜の部に分かれており、公演数は全4回。私は12日夜と13日昼に参戦した。
今回、候補に上がっていた楽曲は約70曲との事。各回でセットリストは大幅に異なっており、全通しても充分に楽しめたはずだ。まさに、"プレミアム"なライブだったと言われている。

神奈川県でもまん延防止等重点措置が発令されている今、あえて大きな規模でのライブとなった。厳しい状況の中、バンドはどんなメッセージを伝え、私たちに何を届けようとしていたか…音楽を通じて、体感させられた2日間だった。

6月12日 夜の部の感想から。
この回は、信人(Ba.)考案のセットリストで実施された。UVERworldは毎年、メンバーの誕生日に生誕祭ライブを行ってきた。しかし今年は、信人・克哉(Gt.)の生誕祭は当日開催が叶わなかった為、リベンジ公演として開催された。

SE『UNSER』でメンバー登場。1曲目は、2012年に発売されたアルバム曲『REVERSI』。アップテンポでライブ向きな曲だが、最近はそれほど披露されていない。その為、イントロの時点で、曲のタイトルを思い出せなかったcrewも続出したらしい。

『WE ARE GO』ではメンバーが太鼓を披露。男らしさ溢れるステージだった。
『I LOVE THE WORLD』は、決して良い事ばかりではないこの世界でも愛していきたい、そんなメッセージが込められている曲。この状況下だからこそ心に響くものがある。サビ直前、真太郎(Dr.)によるキレッキレのドラム捌きが炸裂。
生ライブならではのアレンジや演出に胸が高鳴った。

『AWAYOKUBA-斬る』、ライブで久々に聴けて嬉しかった曲の1つだ。過去の生誕祭でも度々披露されていたらしいが、なかなか参戦出来ずにいた。
ゴリゴリのバンドサウンドでありながら、ピアノやストリングスの音が強く、それらのバランスが絶妙である。ストリングスの後に誠果‬(Sax.)のサックスが入るイントロの部分は特に、ドラマチックで鳥肌ものだった。

今回が信人生誕祭リベンジのである事は、前日ギリギリで告知されていた。その事を知らなかった人もいたらしい。TAKUYA(Vo.)は「この中に"信人って誰?"って思ってる人もいるからな!」と茶化す。TAKUYAにとって、信人こそが最初の幼馴染。お互い憎まれ口を叩きながらも、2人は熱い信頼関係で結ばれている。それは言葉ではなく、音楽で表現される。
『23ワード』、堅い絆で結ばれた、"親友の曲"が届けられた。

初日、ビッグサプライズがあった。
昨年末のアリーナツアーで、愛笑むfrom徳川eq.を呼び『来鳥江』が披露されていた。TAKUYAはその際に、もう1人凄いコラボボーカリストがいる事を匂わせていた。今回、3人目が判明。超有名俳優、山田孝之が登場した。
子供の頃からテレビや映画で見続けて来た人を、まさかライブで見る事になるとは。貴重な体験だった。
山田孝之といえば、綾野剛らとバンドを結成したり、フジファブリックの楽曲にボーカルで参加もしている。それもあってか歌唱力も抜群。来鳥江はポップさが強い曲で、明るく賑やかなターンになった。

今年発売されたばかりのシングル2曲も歌われる。
最新曲『NAMERY』初披露。最初に聴いた時は恋愛の曲に思えたが、ライブで聴くと印象が変わる。恋人に限らず、もっと広域な愛情を感じた。
"このまま終わって良いと思うほど幸せだよ"のフレーズはまさに、この空間にいる自分の心境と重なった。ライブが無事に開催された事、足を運ぶことが出来た事…。そんな奇跡を大事にしようと、改めて誓った。

長くなりそうなので一旦ここで切ります。
次回は13日の昼の部と、両日の共通部分について。↓

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