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【ライブレポート】9mm Parabellum Bullet - 宗像フェス THINK ECO KITAKYU/北九州グリーンパーク

2022年6月4日・5日に北九州グリーンパークにて、
音楽イベント『宗像フェス THINK ECO KITAKYU』が開催された。

これまでは福岡県宗像市や福津市で行われていたとの事だが、
今年は北九州市の会場にて開催となった。
私は福岡県民なのもあり、毎年何となく認識はしていたが、
そもそも野外フェス慣れしておらず、移動手段も乏しいのもあり、これまで参戦する事はなかった。

しかし今年…、まさかのガチ推しバンド、
9mm Parabellum Bulletの出演が発表された。

発表した途端目の色を変え「絶対行きます!!!!!」となり、今回に至る。

 

そんなわけで、9mmが出演した初日である6月4日に参戦させて頂きました。
大自然!って感じで景色も良く、天候にも恵まれて、とても雰囲気の良いフェスでした。
普段、仕事で煮詰まりながらパソコンに向かっている身としては、
気分転換にもなって、そういった意味でも行ってよかったなと思った。

 

せっかくだからと、FOMAREや中島美嘉さんのステージも見させてもらったり、
相変わらず食べたり飲んだりで楽しいことが盛り沢山でしたが、
今回は大本命である9mmのレポをさせて頂きます。

先程も話した通り、野外フェスはほぼ初心者な人間により、色々不安はあったものの、
フェス慣れしている相方さんのお陰でガッツリ楽しめました!
それどころか嬉しいことに最前列行けました。
しかも推しのいる下手側。
長年ファンやってきたけど恐らく最前は初だったので、色んな意味でドキドキでした…。
余談ですが2020年のネバエンツアーが中止にならなければ私は鹿児島で整番1番で最前行けたはずなんですけど。

 

リハーサル

楽曲の演奏は無かったものの、音チェックの為にメンバーが出てくる場面もあった。
最初にかみじょうさん(Dr.)、和彦さん(Ba.)が登場。
和彦さんは珍しく髪を下ろしていました。
2021年のCHAOSMOLOGYツアーにおける、彼の髪型が大好きだったので、
またいつか拝めないかな…と思っていたところ、
私の行けなかったライブでやってくれたとの風の噂を聞いてはしょんぼりしていたところでした。
報われましたありがとうございました(?)。
後ろ姿をガン見していたんですが、非常にキューティクルでした…羨ましいぞ…。

先にお話ししておきます。
ドラムの斜め前にあったアンプ?の兼ね合いで、
残念ながらかみじょうさんは殆ど見えなかったです。
(今回もスティック回転させたのかな、見たかったな…。)

和彦さんがはけた後は、卓郎さん(Vo.)も登場。
記憶の限りでは、滝さん(Gt.)は出てこなかったと思います。
リハで楽器弾いてるメンバー見るのってすごく新鮮だなぁ。
そもそも私、フェスで9mm見たことあったっけ?レベルです。
少なくともここ5年では無いです。

 

本編

再びメンバー登場。
今回のサポートギタリストはHEREの武田さん。5人体制で行われました。

SEからガッツリいつもの9mmのライブ感がありました。
少し風もあり、卓郎さんの天パがいい感じになびいていました、ありがとうございます。
彼はアフロヘアーではなく天然パーマらしいんですが、本当にそうなの?ってぐらい綺麗だなぁと間近で見て改めて思いました…。
和彦さんは何事もなかったかのようにいつものお団子ポニーテールに戻っていました。

Discommunication

9mmのライブでは言わずと知れた定番曲だが、
私がこの曲は聴けたのは恐らく昨年9/9の夏フェスメドレー以来だった
要は最近のワンマンで定番曲が聴けていない。
例え久々だとしても、あの強いインパクトのイントロを聴くと自然とブチ上がれる。

そういえば今回のステージセット、前方に若干の花道がありました。
先にお話ししておきます。
今回神席だったのもあり、これまで以上に推しのいる下手側ばかり見てしまっていました。
間奏に入り、周りがざわつき出し…どうした?となって目線を花道に移動したところ、
滝さんがギターを放置して踊っていました。

すみません例によって下手以下略で出遅れたので、何があってそうなったかは不明ですが、
ギターのストラップが外れた的な噂もあり。真相は不明。
どういう経緯であれ、滝さんが演奏放棄して楽しそうにしている光景を見るのは久々だったので、何だか安心して嬉しくなっちゃった(謎の親目線)。

名もなきヒーロー

この曲に関しては、高い頻度で聴けてるお馴染みの曲ではあるものの、
自分の話でアレですがここのところ絶賛社畜で、昨日も絶賛労働と戦ってた身なので、
いつも以上に歌詞が滲みまくった。元気もらった。
3週間後(DEAD POP FESTiVAL)も会いましょう。これで生き伸びれる。

新しい光

野外で首を振るのも楽しい。
この曲も昔からよく聴いてきたものの、パフォーマンスが好きでいつもライブで聴きたくなる。
相変わらず4人でのギター&ベース立てが綺麗に決まってて、息を呑んで見てた。
ベース立ててる時の和彦さん、何気に笑顔だったので癒された。ありがとう最前。

One More Time

デジタルリリースされたばかりの新曲。待ってました。
過去2回ほどライブで聴いてたはずなのに、今回は何故だか新鮮な気持ちで堪能することができた。
恐らく音源が手に入り、曲調や歌詞をガッツリ聴き込んで認識した状態で挑んだからだと思う。
めちゃくちゃ楽しい(語彙力)。
イントロからサビまで全部盛り上がれるし、卓郎さんの独特の言い回しの歌詞で酔える。(※まだ飲んでない)
イントロ、ギターフレーズはもちろん最高なんだけど、
そこに見え隠れした推しのベースがやばいんですってみんな聴いて(過激派)(贔屓の耳)。
あの忙しいベース捌きよ。
指の動きガン見しまくりました倒れそうでしたありがとうございます。

Black Market Blues

記憶の限りだと、去年のビルボードのAC9mmや鰰(東京公演)では聴けた以来。
バンド演奏では何気に2020年に行われた2Q2Q以来じゃないかな。
何気に久々に聴けて1番嬉しかった曲。
とにかく飛んだり腕振ったり手拍子したり…最初から最後まで忙しい曲。
これだから9mmのライブ楽しい!って毎回思わされる。やっぱり毎回聴きたい。
何より和彦さんのガッツリ腰を下ろしてのベース演奏を堪能できるオイシイ曲でもあります、まる。

余談。今回の宗像フェスの出演者、
アイドルだったり中島美嘉さんの様な歌姫もいたり…いつものロックバンドのフェスとは一風違った空気感があった。
要は、9mmはなかなかアウェイな状態での出演だったと思う。
演奏中での周りの様子は見れなかったけど、
終わった時に後ろを見たら、始まる前よりだいぶ増えてるように思えた。それが嬉しかった。
これは確実にブラックマーケットブルースの虜がまた1人増えてくと思っていいでしょう。

ハートに火をつけて

この曲は何だかんだで"分かりやすくかっこいい曲"と思ってるので(個人の見解です)、
ここでも新規が増えたものだと勝手に思っています。
私、9mm布教するならこの曲かなぁって思ってる。
そもそも今回のセトリ攻めすぎている為、無事に灰になれました…。

太陽が欲しいだけ

最後の曲です!と言って、卓郎さんが天井を指差しながら見上げて曲が始まったのが印象的だった。
その流れで和彦さんも見上げて笑顔になっていたのに気づいた私もニコニコでした。
夏フェスだからこそ聴きたい!って思ってた曲だし、天候的にもマッチしてて最高だった。
何より野外で両手広げる瞬間、えもえもでした…!
今年参戦する色々なフェスでまた聴きたいなぁ。

熱覚めやらぬまま、終演。
最後に卓郎さんが花道にきて、しゃがんでお礼言ってた場面があって、
それが何だか可愛いなぁってなりました。
ライブでお決まりの礼するやつ(説明下手かよ)もちゃんとやってくれました!

おまけ

途中のMC。
卓郎さんが「昔の9mmのツアーのTシャツを着ている人いる」と喜んでたのを見てこっちまで嬉しくなった。
景色諸々のことも絶賛してたし、"来てよかった"って思われてたらいいなぁ。

また、北九州でライブするの初めてという話をしてて、
"来九"という謎の単語を使ってたのは笑った。
九だと北九州というより九州各地に思えてしまうぞ…。

おまけのおまけ。
去年9/9レポでは書いてましたが、肉眼で拝めなかったが後の配信で拝めてひえっ!ってなったり、
今年3/17では良席の(Twitterの)フォロワさんから拝めたとのご報告を頂き、何だって〜!ってなってたんですが、、、
見れました。はい。
和彦さんの舌ペロは都市伝説じゃなかったんですね。
3回ぐらい拝めました。労働頑張ったご褒美ですねハイ。

 

…そんな感じで(キモヲタ視点も含見つつ)色んな意味で全力で楽しめた9mmのステージでした。
来九(笑)してくれてありがとう9mm!
何より、大好きなバンドを呼んでくれた宗像フェスに本当に感謝しています。
また来年も呼んでください!

最初に話した通り、景色も雰囲気も良く、ごちゃごちゃしていない事もあって過ごしやすかった。
常日頃参戦するライブとは違う面もあり、
だけどライブが楽しい!って思う感情は何も変わらなかった。行ってよかった。

宗像フェスも然り、これからは野外フェスにも沢山足を運んでみたいなって思いました。
改めてフェス関係者の皆様、出演者の皆様、本当にお疲れ様でした!