※ツアー中につき、ネタバレにご注意下さい。
※アルバム『INNOCENCE』の楽曲以外は伏せています。(ファイナル後に再投稿予定)
2022年4月9日、私にとってACIDMANのアルバムツアー2ヶ所目となった、広島公演。
(現時点では私のツアーはここで終わりです・・・現時点・・・では・・・)
↓前回の福岡レポはこちら。
福岡レポ同様、アルバム『INNOCENCE』の楽曲以外については、現時点では伏せさせていただきますが、
それだと前回の感想と重複するところが多々ありそうです…。
その為、MC多めのレポになっています。
前回は一悟さん(Dr.)側だったが、今回はほぼ中央側。
アステールプラザ自体が初めて足を運んだ会場だったが、さすがホール。段差もあって見やすかった。
ステージ全体が満遍なく見えたのは嬉しかった。
『Visitor』はピンク×緑の照明と大人めのボーカルやコーラスが合わさって色気を感じるし、
『歪んだ光』はとにかく最初から最後まで、どこを取っても3人の合わさる音がかっこいい。
一度体感してるにしても、改めて何度聴いても良いな、やっぱりライブの生音を浴びるって最高だな〜!と出だしからテンションMAXだった。
ステージに立つメンバーも本当に楽しそうで、もちろん福岡の時もそうだったけど、
今回はますます会場全体の盛り上がりを感じた気がする。
特にサトマさん(Ba.)、なかなかアグレッシブだったね。
余談だが、個人的な感覚で、
広島が特に元気であることは、どのバンドにも当てはまっている気がする。
某9が付くバンドマンの方も言われてました。
更に余談ですが、その9が付くバンドの(コロナ禍前の)広島公演では、3曲目でタオルが吹っ飛んでいき、その後大変だった記憶ががが…
そんなテンションの高い空間だったからかもしれない。
『灰色の街』のラストサビでサトマさんのキャップが飛んだ。
後半戦ならわかるけど、ここで取れるんだ!今回はしっかり目撃できましたよ!
(2回目は後半戦の『夜のために』でしたが、その瞬間は目撃できず…)
私、髪をなびかせて演奏するサトマさんが好みなんです。
その後の『Link』『ALE』2曲でNotキャップだった事は、なんという最高のご褒美なんだと思いました。
前回のブログでもお話しした通り、最近ALE推しつつもあり。
キラキラした照明の中でサトマさんが、少し見上げて笑顔で演奏するシーンがあって…もう天使すぎた。
大木さん(Vo.)の優しい表情と歌声も含め、胸がときめきすぎて泣いちゃいそうになった。
…と、序盤からがっつりサトマさん視点で書いてしまうのもそのはず、
広島公演はまさにサトマスペシャルだった。
先日45歳のお誕生日を迎えられたサトマさんは、何かと絶好調でした。
ちなみにその少し前には、44歳のお誕生日を迎えられた一悟さんも、相変わらずぶっ飛んでいました。
個人的にジワってるのがこのターン。
備忘レポ
— ほっしー (@ta7cr5prm) 2022年4月9日
🍓さんは44歳だから四捨五入したら40歳
サトマさんは45歳だから四捨五入したら50歳
🍓「10歳違う(えっへん)」
サ「10日しか違わないけど」
🍓「355日違う」
我々「???」#ACIDMAN
話をサトマさんに戻すとして、
ACIDMAN新参者の私、参戦回数は少なめ(その短いスパンの中で沢山行った方ではあるが)ではあるが、
その中でも今回が一番、サトマさんが生き生きと喋ってた気がする。
先日の福岡では、大木さん&一悟さんがコントを繰り広げた結果、「お前もなんか喋れよ!」的なツッコミをされ、オチとして喋る…みたいな感じだった。
今回はリズム隊が話をしている中で、ついつい大木先生が口を出し、トークが大木さんのターンに戻っちゃうんだけど(でもACIDMANらしくて良いけど)、
サトマさん、今回は何度か負けじと(?)「そういえば…」と、自分から喋ろうとしている場面があった。
大木さん「どうしたの佐藤くん今日はよく喋るね。」
と言わせる程度に。
説明下手であれですが…結論、広島のサトマさんは絶好調でした。
そんなサトマさんの花粉症の話が本当に面白かったです。
サトマさんが初めて花粉症になり(しかも結構強めの)、
— ほっしー (@ta7cr5prm) 2022年4月9日
朝サトマさんが🍓さんに「ボーッとする」って言ったらしく、🍓さんそれ聞いてめちゃくちゃビックリしたとのこと。
🍓「普段ボーッとしてる事に対して自覚のない奴が初めてボーッとしてることを自覚した!!!」
(だいぶニュアンス)#ACIDMAN
しかもその後サトマさんが「今日さ、お客さんが花粉症持ってきちゃうじゃん?」ちょい上からっぽく言ってたことを🍓さんにバラされる
— ほっしー (@ta7cr5prm) 2022年4月9日
サトマさん「だって…花粉症でステージ立つなんて大変だし」
大木さん「それを色々なミュージシャンの人達は乗り越えてやってるの😡」
(公開説教)#ACIDMAN
仲の良い3人を見ていると、本当に幸せになれます。
そんなほのぼの展開もありつつ、後半戦はやはり、
フロントマン大木さんの芯のあるメッセージを聞けたのが嬉しかった。
「皆も辛く孤独な夜もあると思う。
それでも音楽やライブを通じて…これはありがちな言葉かもしれないけど、
『1人じゃない』って思わせてくれる瞬間がある。
僕らと皆は、音楽で繋がってる"仲間"だと思ってます。」
ちゃんと大人になって、自分の稼いだお金で遠征してライブ会場に足を運んで、
ライブが生き甲斐で、時に音楽が好きな仲間とも出会えて。
最近は段々と"孤独ではない"と思うようにもなってきた。
だけどふとした時、世間から定義される"普通の幸せ"に対し、モヤモヤする事もある。
そんな時に、推しているミュージシャン自ら発してくれる、
"1人じゃない。"
には本当に救われる。
この瞬間、この空間に足を運んだ自分の事を、誇りに思うことが出来た。
そんなメッセージもあってからの、本編終了曲『ファンファーレ』が印象的だった。
特にコーラス部分、笑顔で歌うサトマさんと一悟さんのその表情が胸に刺さり、涙がボロボロ出てきた。
上手く言葉にできないけど…こんな世の中だからこそ、あえてポジティブな感情を伝えてくれる、そんなACIDMANらしい景色を見たような気がして。
"幸せだなぁ。"
ファンファーレを聴きながら、そんな気持ちを噛み締めていた。
アンコール。
巷でざわついていた、リズム隊バースデーサプライズのおはなし。
(記憶が曖昧でだいぶニュアンスです)
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アンコール開け、サトマさん&一悟さん登場。
大木さんが出てこないので、2人が「?」となる。
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大木さん、『Happy Birthday to You』の曲を口ずさみながらケーキを運んでくる。
(そのケーキがACIDMAN公式Twitterに挙げられていたものです)
↓
大木さん「プレゼント用意してるから。一悟くん欲しいって言ってたものあげる」(袋を渡す)
↓
一悟さんへのプレゼントその①:プロテイン(2袋)
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大木さん「まだまだあるよ!…あ、ごめんねみんなこんな身内ネタやって。終電大丈夫?」
↓
一悟さんへのプレゼントその②:大木さんお気に入りのナッツ2缶
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大木さん「まだまだあるよ(ニヤリ)」
↓
一悟さんへのプレゼントその③:大木さんお気に入りのナッツ3缶(計5巻)
↓
ナッツ缶をドラムのそばに置く。
大木さん「なんかドラムの一部みたいだね。」
↓
大木さん「佐藤くんはスイーツかビールって言ってたよね。
ビールは荷物になっちゃうからスイーツにしてみた。」
(袋を渡す)
↓
客席からも見える程度に袋が透けてて、先ほどのナッツ缶が入っていることが判明。
↓
大木さん「まだまだあるよ(ニヤリ)」
大木さん、下手側の舞台袖へ捌ける。
↓
大木さんとスタッフさんが「Ama○on」と書いてある段ボールを一生懸命運んでくる。
サトマさんへのプレゼント:大木さんのお気に入りナッツ10缶
〜完〜
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ナッツ缶、なかなかのサイズだったことにより、
サトマさん「ビールと大して変わらないのでは…?」
そんなこんなでアンコールが始まる。
アンコール曲は諸事情により伏せますが、
先程お腹が捩れる程笑ったコントが嘘みたいに、熱くて最高のステージだった。
何より、ここでも大木さんが伝えてくれたメッセージに心を打たれた。
大木さんが「昔からずっとACIDMAN好きだった人も、最近好きになった人も、出会ってくれて、見つけてくれてありがとう。」「ここにいる人も来れなかった人も全員に感謝しています」的な事言っててもうほんと嬉しかった。こちらこそあの時であってくれてありがとうだよ…これからもずっとよろしくです!
— ほっしー (@ta7cr5prm) 2022年4月9日
所々で話してきたけど、ACIDMANというバンドにいきなり恋をした、あの瞬間のことは今でもよく覚えている。
今となっては1つのツアーで複数公演申し込んだり、遠征するまでにもなった。
だからこそ、"見つけてくれてありがとう"の言葉は本当に嬉しい。
そんなのこっちのセリフだよ。
私の人生の一部になってくれて、心からありがとう!
終演。
サトマさんの元にあるナッツ10缶に対し、大木さんとサトマさんが拾い集めて抱えながら退場したシーン、あまりにもシュールすぎて最後の最後まで笑ってしまった。
笑いあり、涙あり、熱量全開な広島公演、本当に本当に楽しかった。
ここで今回のアルバム曲以外の話を少しだけ。
広島でのセトリ最大の事件は『swayed』を披露したことです…。
イントロ聴いて震えた。
そもそも周りも数人ほど荒ぶっているのを目撃した(笑)。
後になって、あ〜そういうことね!ってなったのは、
前3公演ではやっていない、今回初めて追加された曲だったこと。
クールで、だけど熱くて、でもどこか胸がきゅーっとなるメロディ。
まさに私の大好きなACIDMANなんだよなぁ…涙。
大木さんの美しいボーカルとリズム隊の演奏、感無量でした。
このライブ映像好きでよく見てたんだよね…令和になって生で聴けるなんて思わなんだ。
最後に。
コロナ禍になり、かなり変わってしまった"ライブの在り方"。
実はそれが徐々に緩和されてきているのも事実。
コロナ禍以降で私が参戦したライブでは今回が初めてだった。
”大声はダメだけど、マスクはつけたままだけど、笑い声であれば許されている"
とミュージシャン自らが伝えてくれたことは。
今までも、MCが面白くてどうしてもつい笑ってしまうことはあったが、
今回は、少し声を出して笑うことに対して安心して行えたことは、精神的にも大きかった。
これらの諸々のルールを見直してくれた方々に全力で感謝している。
それと同時に、最初の緊急事態宣言が発令されてからのこの2年間の間で、
ミュージシャンの皆様、ライブイベント関係者の皆様によって、
"きちんとルールを守ったうえで、正しく音楽を楽しむ。"
そうなる様に徹底して、諦めないで居てくれた事が本当に大きいと思っている。
改めて、音楽業界に関わるすべての方々へ感謝を申し上げます。
まだまだ不自由なことはあるけど、
今のこの状況は、確実に未来への希望へと繋がっていると、
変化は少しずつかもしれないけど、いつか絶対に戻ってくると、
そう信じていいんだって、この日強く思いました。
そして恐らく私にとってのINNOCENCEツアーはこれで最後になります。寂しい…。
無事にツアー完走できますように!
ACIDMAN、これからもずっと大好きです。次はSAI、楽しみにしています!