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【ライブレポート】This is ACIDMAN/Zepp Tokyo

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※配信アーカイブ期間中につき、ネタバレにご注意下さい。

今年で25年目を迎え、アニバーサリーイヤーに突入したACIDMAN。
その直前、2021年10月29日にZepp Tokyoで開催されたワンマンライブ、
"This is ACIDMAN"に参戦してきた。

レポが遅くなった理由は、ライブの約2週間後である本日11月13日より、本公演のストリーミング配信が始まる事となった。
記憶力皆無の私だからこそ、それ見た後に書いた方が良いのでは…?
でもせっかく現地参戦してるんだから、現地の記憶だけで書くべきでは…?
いやでも配信見たら「あ!これこうだった!レポ間違ってるやん!」ってショックを受けるのでは…?
…と、謎の脳内葛藤を今の今まで引きずった為です。

そして出した答えは、配信開始前にレポを書いて、あえて配信開始日時に投稿するという事。
(はてなの予約投稿機能、初めて使った…!)

そんなわけで、現在、2021年11月10日時点の記憶で綴ります。
とはいえ、前述の通り間違ってたら嫌なので、当たり障りのない話&偶に本公演の話から横道逸れたりしています。誰に対して言い訳してるんだと。

セトリのネタバレにもご注意ください。

セットリスト予想

実は2つの予想をしていました。

①セトリビンゴを作成
他ライブでもよくやってます。楽しいですよ。

 

そして、やっと出来た答え合わせ。
(分かり辛すぎますが、ハートが演奏された曲です。)

まぁそうなりますよね…初の廻る巡るは嬉しかったけど。
残りはANTHOLOGY3に期待。Who are you?とstar rain聴けるまでは死ねない。

 

②25周年に因んで各アルバムの2曲めと5曲目縛り

びっくりする程好みなセトリになった。

いやいや絶対にあり得ないだろ〜!と思いながらも、
ライブ中2曲目で『造花が笑う』が披露された際
「も、もしや・・・!?」と一瞬信じた程度には私は頭が悪い。
(そもそも1曲目がto liveの時点で違う。)

でも、あの…周年期間中のどこかの公演ではやってほしいなぁなんて…(もじもじ)。

 

実際のセトリは、今までのACIDMANの歴史の各シーンを詰め込んだ、
正に"ACIDMANの教科書"の様だった。
ファン歴が浅い自分にとっては、ここまで横道なセトリは初めてなので、そういう意味でも、最初から最後まで胸が熱くなっていた。だってさ、初のワンマンがANTHOLOGY2だぜ…?

 

楽曲のメッセージ性

約25年の楽曲の歴史に触れて、表現の変化は感じられるものの、
ACIDMANに関しては、"伝えたい事は昔から一緒なんだなぁ"と思った。

Free star たった1秒で
Free star 世界は変わる

最近は『FREE STAR』のこのフレーズを聴くと泣けてくる。
それもそのはず、去年10月に参戦した、私に取って"コロナ禍以降の最初"のフェスにて、
ACIDMANが1曲目に披露した曲だったから。
ライブに行けない辛い日々が走馬灯のように浮かんで、大泣きしたあの日。

ACIDMANの曲のメッセージには"光"があるし、"生きている"。
しかし、無責任にポジティブになろうとしているのではない。
"悲しみ"や"苦悩"が前提としているものが多いなと思う。

今回のライブでは最新アルバムから『Rebirth』『夜のために』が披露された。

悲しみの夜を越えて
生まれ変わるんだ

 

輝いて 夜のために
何を失ってしまったとしても
消えないで その心で その命で
生き抜くんだ

どちらの曲にも、"終わりからの始まり"、"絶望の先の希望"を感じられる。

また、今回のセトリで一番嬉しかった曲は、2008年発売のシングル『式日』だった。
優しく柔らかい、春の曲。
直近では2019年の"ANTHOLOGY2"にて、この曲が披露された。
私にとってACIDMANの初のワンマンライブで、当時はこの曲をあまり知らなったが、
福岡公演で大木さんが「大濠公園の桜が綺麗で…」と話、その流れで披露された事が、とても印象に残っている。
また聴けるなんて思ってもみなかった。

遠回りで失うこともあるだろう
戻れずに崩れることもあるだろう
そのままで その声を聞くから

この2年間とこのフレーズを重ねて、涙が溢れてきた。
辛い事も多かったけど、またここから始まるんだ。
ACIDMANの音楽のメッセージは、傷ついたこの世の中を少しずつ癒しているのかもしれない。

映像の美しさ

歌や演奏は勿論だが、スクリーンの映像の美しさに圧倒された。
因みにZepp Tokyoは初なので、これは会場側の本気なのか、ACIDMANだからなのか…は解らず(笑)。
少なくともZepp Fukuokaでは出来ないのでは…と失礼ながら思ってしまった。
マリンメッセレベルに思えた。

『ALMA』での満点の星空は、昨年の配信ライブ"THE STREAM"に引き続き、映像で既に涙を誘わされた。

そして、『彩-SAI-(前編)』『Λ-CDM(instrumental)』と、インスト曲が立て続けに披露されたが、これらの映像もダイナミックで、音と重なってますます惹きつけられた。
やっぱり…インストライブ行けばよかったなぁ、と若干後悔させられる程に。

『廻る、巡る、その核へ』、覚悟はしていたが、映像のラスボス感が半端なかった。
ステージに吸い込まれそうな迫力。
ドロドロした生命の進化がダイレクトに表現されていた。
「私たちは一体何を見せられてるんだろう…?」と一瞬思わなくもなかったが、胸焼けしそうな光景にも感動して泣いてしまうんだから、私もまた相当な信者なんだろうなぁ…なんて思ったり。
もはやACIDMANにしかできない。
むしろここまでやってしまっていいものか。
次の映像作品やライブのハードル上げまくりじゃなかろうか…。

ライブハウスらしさ

美しいACIDMANは大好きだが、せっかくのライブハウス、全力で飛び上がれる後半のターンは本当に熱かった!
定番曲『ある証明』では、客席を煽るサトマさんがいつも以上に楽しそうに見えた。
それの効果もあり、私含めて客席の盛り上がりも最高潮だった。
ただ、ある証明が来ると、「もうすぐ終わりなんだなぁ…」と寂しい気持ちになるところ…だったが、そのまま『飛光』へ。
まさかの展開に先程のテンションが加速してしまう。
ここで終わりかと思ったら『world symphony』のイントロが流れる。
スクリーンの映像を見てTHE STREAMを思い出して、飛び上がりながら号泣してた。

アップテンポ変化球のターン、今思い出しても最高だった。
定番化して下さい(土下座)。

あなたは大丈夫

アンコール1曲目は『OVER』が披露された(一悟さんのコーラス美しすぎでしょ)。
そしてラストはやはり『Your Song』。
この曲については今まで散々語ってきたし、"ACIDMANの楽曲として好き"を飛び越えて、
いつの間にか、自分自身の人生に欠かせない曲になってしまった。

有観客ワンマンライブでのYour Songを聴いたのは、コロナ前の"創、再現"以来だった。
本当に、本当に…あれから世の中や私たちの人生は、大きく変わってしまった。

I accept your fate.
(私は貴方の運命を認めます)
I accept your fight.
(私は貴方の戦いを認めます)

それでも私たちは生き抜いて、戦い続けてきた。
時に、「どうしてこんな状況で頑張って生きなきゃいけないんだろう」って思う時だってあったし。

I'm standing here.
(そして、私はここに立つ)

だけどその先には、私たちが愛していた、"あの場所"があった。

そして…ライブに行けないにも、何度も励まされて来たんだけど、
この言葉がようやく現実になったのは、
この日、2021年10月29日の、この瞬間だった。

You are OK.
(あなたは大丈夫)

そしてスクリーンには、彼らが歩んできた歴史が次々と映し出される。
25年のうちの3年弱しか見ていない私でさえ、涙が止まらなくなったんだから、
昔からのファンの方々は、色んな意味で精神大丈夫だったかな…?と心配になります(笑)。

 

全21曲、約2時間半。鮮やかな景色をたくさん見せてもらいました。
まるでADICMANの集大成の様なライブだったんですが、
ここから25周年イヤーが始まって、まだまだ見たことの無い景色を、
今後も見に行けること、全力で楽しみにしています!