ストレイテナーの楽曲はいくつか知っていて(KILLER TUNEと冬の太陽が好きです)、
ワンマンではないが、ライブにも一度足を運んだこともあって(バクホンとACIDMANとのスリーマンでした)、
何気に円盤も持っていて(記事TOPの画像参照)、
しっかり聴けば絶対に好きになるだろうなぁ、と思っているバンドの代表ですが…なかなかじっくり聴く時間が取れず。中途半端な認知度でここまで来ています。
ここからが本題。
2020年11月28日に開催された配信音楽フェス「Fanicon Private Fes 2020」。
主催はクローズド・ファンコミニュティサービス「Fanicon(ファニコン)」を運営するTHECOO株式会社。(こちらについては何度か語ってきたので割愛)
私はACIDMANの大木さん、9mmの卓郎さんのステージを特に楽しみにしていたが、
ストレイテナーのホリエさんが歌ったストレイテナーの楽曲があまりにも自分好みすぎた。
これはチェックしなければ…!って思って、結局1年近く経ってしまうのがズボラな私ですけどね。笑
当時のセットリスト
拾い物で恐れ入ります。
1.High and Dry(REDIOHEADのカバー)
2.Boy Friend
3.タイムリープ
4.REMINDER
5.Toneless Twilight
6.灯り
#1はカバー、#4、#6はだいぶ知っている曲なので、
それ以外の3曲について語ります。。
初めて聴いて胸熱だった楽曲
Boy Friend
back numberやん(いきなりどうした)
付き合ってるかどうか分からない微妙な男女の、甘酸っぱく切ない曲。(※こういうラブソング来るとすぐにback numberぽいと言い出す信者)
ホリエさんの優しい歌声が、誠実で不器用な主人公像を連想してしまって、いっそう切なくなってしまう。まさに青春の一ページ。
君のその声に救われているのは
誰より僕なんだ
…私がホリエガチ恋勢だったら、絶対にこのフレーズ切り取ってアラームに設定しますがな。切り取り方知らんけど。
と、色々ふざけてみてるものの、
ファニコンフェス「えっっテナーまじで曲がいい!好み!」と真っ先に興味持った楽曲です。
ラストのホリエさんアカペラ+余韻を残すアウトローも美し過ぎて完璧ですな。
タイムリープ
テナーのサウンド×ホリエさん声=クリーンエネルギーとしか思えない。
空気感が好き。
涼しげで若干無機質でもあるが、実は切なさも秘めている複雑な曲。
僕だけ君を忘れられないまま
の入れ込み方が絶妙すぎる。一見わかり辛くも、本音をシンプルにぶっ込んでくるこのやり方、ど真ん中である。
まるで時間軸を彷徨い続けて抜け出せないような、寂しさで苦しくなる様な曲にも思える。
Toneless Twilight
ファニコンフェスではピアノの弾き語りで披露された曲。
後に原曲を聴いてみたら、バンド演奏中にあるピアノの音が美しいのなんの。
特に余韻を残す様なアウトロがやばすぎるやつ。
日本語詞&英語詞が合わさった、疾走感あるサウンド…って時点で、"冬の太陽"を大好きな私が真っ先に虜になったと言っても過言ではないですな。
この曲、いつか生ライブでも聴いてみたいし、ロッキンカルテットのアレンジでも聴いてみたいなぁって思う程に、美しさの極みだと思っている。
歌詞もまた、"暗闇から光"に変わるような優しさがありますね。
最後に
自分がテナーに対して元々持っていたイメージといえば、
ストレイテナー=ホワイト企業
…とか言ったら、何言ってんのこの人って思われそうですが(笑)。
最初から心がクリーンである人が聴いてる音楽なんだろうなぁと、心がクリーンではない私は若干肩身が狭かったのですが、
だけど、ファニコンフェスで出会った楽曲が意外にも、"後悔"や"戸惑い"についても描いていて、それが切なくもスッと入ってきて、同時に安心しました。
テナーってこういう曲も描くんだ…!ってなって。
もちろん、美しい楽曲や透き通ったボーカルも最大の強みであると思うんだけどね。
最初に言った通り、今後テナーのワンマンに行って、ガチハマりする日はそう遠くはないと予想できていますが…。
20年続けているバンドを今好きになっちゃうと、正直キャパオーバーのなかで過去の曲全部聴き倒すのが大変なので、そこでブレーキかけてるのもあるかもしれません。
(ACIDMANでそれを痛感させられました…笑)
とはいえど、数曲聴いただけでお気に入り曲が見つかっちゃってるバンドなので、
数年後の自分がどうなっているか、何気に楽しみだったりします。